
セリーグ2位の地元広島カープ、昨日は試合が無かったが、4位の巨人がDeNAに敗れたことで5年ぶり6度目のクライマックスシリーズ(CS)進出が決まった。地元紙は「カープCS進出 5年ぶり 3位以上が確定」の見出しで号外を発行した。
夏場に10連勝などで7月末に単独首位に立った。このままリーグ優勝、それはいつかと期待を抱かせた。しかし、主力選手の負傷欠場が続き、連勝記録の勢いは消え失速した。地元紙もAクラス確定を一時は危ぶむ記事が紙面に載った。優勝の期待はAクラス残留に変わり、阪神にセリーグ優勝を許した。
CSを制しファイナルステージで阪神に勝ち日本シリーズに進出、日本一への途は厳しいけれど残された。開幕前にはコーチ経験のない新井貴浩監督の采配を気遣う記事も見かけたが、今では指揮官・新井監督への攻め処は消えた。開幕前の下馬評は低いというか最低だった。選手の力を信じ、それに応えた選手に日本シリーズへの期待が高まる。
よく行くスーパーの駐車場からの入り口には、カープフアンの願いである「今年こそ日本一」の大きな立看が通路中央に置かれている。店内のBGMはカープ応援歌、ついつい買い物が増えないかと気にしながら店内を回る。残りは4試合、全勝でCSに弾みをつけて欲しい。
(今日の575) 地元紙を真っ赤に染めよCS戦