
あとわずかで退職から23年が終わる。早かったようでも、そうでもなかったようでもある。それは、良かったことかそうでないことかという思い出す内容によって感じが違う。大方は、自己満足かもしれないが結果オーライも含め良かったことが多い。
そんなひとつにある団体のパソコンを使って2種類の広報紙編集担当がある。「手伝わないか」という声かけがあってから14年ほど。一つは3カ月、もう一つは6カ月間隔での発行だった。どちらも編集はお任せということで、自分なりに勉強と工夫をしながら楽しく取り組ませてもらった。時には厳しい声もいただきながら、読みやすい紙面を心掛けたつもりでいる。
このたび私事で編集を退くことを了承いただいた。少しの問い合わせがありお手伝いしたが、直近の2種類それぞれ発行・配布された。これからも問い合わせがあれば経験を通して学習したことをお伝えするが、これで気持ちよく安心して退くことが出来る。これまで多方面にわたって広い視野で諸事を捉え考えることを学ばせてもらった。
担当した定期と臨時号の延べ200頁余りのファイルを繰ってみる。ここに記しても用をなさないが、どの頁にも辛苦いろいろなことがあったことを思い出す。しかし、任されたという重みは常に念頭に置いて編集をした。一口に言えば14年あまり「思いのまま楽しく過ごせた」と思う。応援いただいた皆さんへの感謝は忘れない。
(今日の575) 編集は自己研鑽を促され