関西に住む孫娘、年末の仕事を終え一人で来てくれた。新幹線沿線の火災で思わぬ遅れで乗り継ぎの列車が予定より遅れたが、帰省や旅行の人らで混雑しているが改札ですぐに私を見つけ元気な笑顔で出てきた。「寒いのに出迎えてもらって有難う」が第一声だった。
「ついた日の夕食は私がつくるから」、前もってメニューを連絡してくれていた。家内はそのメニューに沿った孫の指定した材料を準備し待っていた。孫は子どものころから料理や菓子作りが好きだった。今は自炊をしており、時々、作った料理の写真をラインで送ってくる。それは和・洋・中と色々あり美味そうに見える。たまに煮しめが登場するので「若いのに」と思いながら喜んでいた。「帰省したら作って」といつも返信していた。
今回はそんな中の自慢のひと品である「肉じゃが」がメインだった。到着が遅れたこともあり味を「しみこませる時間」を気にしながら酢の物、焼き肉、みそ汁など数品を手際よく作り「少しうす味かも」と自己評価した。うす味とは思わせないしっかりした和の味付けに満足した。晩酌はしないのに、孫の料理に誘われお神酒に準備していた日本酒をぐい飲み1杯ほど口にした。
自分の健康につては十分気を配っているようで、コロナやインフルエンザー急増のこの時期ならでは大きな安心をした。孫の心配はかかりつけ医が無い事という。そのくらい健康でいれば有難いが、油断はしないよう話す。爺婆に元気をくれ帰って行った。さて両親にどう報告するだろう。
(今日の575) 夕食に孫の味付けしみこみて