夜中に雨と雷の音で目が覚めた。時計は午前1時すぎを示している。久しぶりの雨音にスマホの「Y!天気」で雨雲の状況を見ると強い雨域に掛かっている。同じ画面で予測雨量を見ると40㍉超を示している。久しぶりの雨音に納得しながら、大型の懐中電灯を持って玄関を出る。
これは強い雨が降る時の私の習慣。LEDの街灯に照らされた道路は、激しく打ちつける雨のしぶきで白いベールに覆われているようだった。眺めている間に小降りになり、ベールはスット消え去った。ドアを閉めながら雨を待っていた知人らの菜園は潤っただろうか、そんなことを思いながら、あのような雨が長時間続いた能登半島の映像が思い浮かんだ。
元日に起きた地震の復興も復旧も足踏みの中、線状降水帯はとてつもない雨量を持って能登半島を襲った。被害状況の本格的な把握はこれからだろうが、被害に遇われた方には心からお見舞い申し上げます。どうして能登だけが、そんな疑問を抱かせるが自然災害を止める手立てはない。報道は市民のひごろからの備え、協同への備えなど繰り返し伝えるが、公共体の体制や態勢についても知らせて欲しい。
今朝がたの雨量はアメダスに寄れば40㍉あまり。知人の一人は、雨が降らず我慢の限界なので、先日、無理やり水をやり秋野菜の種まきを済ませたという。芽が出るかどうか気にしていたが、今朝の雨が潤してくれることを願う。予報では猛暑は和らいでくるということだが、高値の野菜にいい影響が出ますように。
(今日の575) 雨待つが降れば豪雨じゃ手が打てぬ
明日の自分の命さえ判らず 堂々とのたまう気象庁
忠告されても 有らぬ事ばかり叫んで 聞く耳持たぬ烏合の衆
惑星 地球の人間は 面白可笑しく生きてます