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宮本常一は1907(明治40)年、山口県周防大島生まれ。大阪で多感な青春時代を送り、東京で澁澤敬三の庇護のもと民族学徒の道へ。戦前はひたすら民族探訪の旅を続け、戦後は比類なき経験と知識の種を地域に蒔き、民俗学の枠をこえて人を育てた。書斎に籠もる日々は生涯ないまま、1981(昭和56)年、胃癌で死去(風の人 宮本常一 より)。
宮本常一の記事は良く眼にする。それを読むうちなぜか「身近な人」そんな感じがして最後まで読む。身近なひととは「飾り気のない旅する民俗学者」なんだと感じる。大島町出身という身近さもあるだろう。
周防大島文化センター前を通るとき宮本常一の展示案内の立て看板が目に入った。1度は話を聞きたい収集品も見たいと考えていたのでいい機会と立寄った。
周防大島東部の生産用具とパネルが展示されている。生産用具展は陸と海、パネル展は昭和30年代前半常一が歩いた日本各地の写真と活躍した大島出身で出稼ぎ大工の業績が紹介されている。
地元が収集した民具は1万5千点、うち3,465点が「周防大島東部の生産用具」として国の重要有形民族文化財の指定を受けている。このうちの200点ほどがフロア狭しと展示されている。陸の生産用具展では子どものころ親の畑仕事の手伝いで使った道具もある。大きな農家で見た農器具もある。
感想は取り止めもなく続く。次は時間をかけてもう1度みにいきたい。
(写真:陸の生産用具展示品の1部))
先輩から昔、民俗学の本を読んで置くようにと言われたのをさぼって数十年。最近やっと読んで見ようという気になっています。宮本常一の軌跡が至る所にありあり、一生を民俗学に尽くした偉大な人だと思います。私の家は農家で無かったのですが夫の実家は兼業農家で蔵に民具があり、義父に話を聞いたものです。
日本人が大事に伝えてきたものが今は国の政策で葬り去られ悲しい事ですね。
海沿いにある会場は静かで心休まるとこれです。
1度訪問してください。
ビデオもしっかり見ました。
自給自足率大丈夫なのか?とよく思います。
あちこちでみられた」田んぼ無いし麦の穂も花やでしか見ません。
またゆっくり行って見たい気持ちです。
夏だったので、海もきれいでした。(^^♪
ただ同年輩と思える年齢の方ばかりでしたが。