先日、2羽のツバメが軒下から飛び去った。頭の上だったので見上げると、何かの配管を基礎にした未完成の巣がある。その家は、最近リニューアルされたばかりで、外壁も新築のごとく塗り直されている。ツバメ夫婦はいい場所を見つけたものだ。でも、外敵のカラスなどからは発見されやすいのでは、そんな心配をしていると2羽が帰って来た。
今年ツバメを初めて見たのは3月の初めころだった。しかし、いつもの年に比べ見かける数が少ないように感じる。どうしたのだろうか。冬、庭に小鳥が姿を見せなかたことと関係があるのだろうか。といっても巣作りが始まったばかり、これからに期待しよう。
かっての田圃地帯に道路が作られ、建物が建ち、次第にそれが増え、町になってしまった。そんなことで、稲田に水が張られ代掻きがはじまると低空で飛ぶツバメ、子どものころに親しんだそんな風景は近所では見られなくなった。帰ってきたら周りの風景が変わりすぎ、電線に止まっているツバメ達はそんな会話をしているかもしれない。彼らの会話が聞き取れたら面白かろうに。
東日本大震災の被災地に来るツバメたち、昨年はさぞ驚いたと思う。元気に飛び交う姿で被災者の気持ちに勇気を与えてくれただろう。今年は少しだけ回復しかかった町の姿を上空からどんな思いで眺めてくれているのだろうか。秋に南へ飛び去るまでしっかり東北を励ましてと願う。
南北に長い日本、九州南部と北海道ではツバメの飛来時期に2カ月余りの開きがあるという。新幹線と同じ時速300キロで東南アジアから海を渡ってくる。彼らはあの小さな体の、何処にどんな測定能力を持ってこの日本を目指して来るのだろう。いつまでもツバメの来る環境を保たやらねばと思う。
札幌の「道央」 旭川から稚内までを「道北」
帯広から根室を「道北」と区別する。
昨日 稚内で「ウグイス」の鳴き声を聴いた
‥とテレビ放送があった‥本当だろうか?‥
私が小学生の頃(昭和22年頃)6月の運動会で
ツバメが校庭を飛んでいた事を思い出すが
この20~30年ほど ツバメを見た事が無い・・
遠くから飛んできてさぞかしびっくりしたでしょう。
ツバメも環境の変化を敏感に感じているのでしょうか。絶対数が減った、そういう感じはなんとなくします。
ツバメ、長らく見られていないとか、北海道まで北上して行かないのでしょうか?
ツバメ達も環境の変化に驚いているかもしれません。聞いてみたいものです。