夏野菜としてピーマン2本をプランターに植えた。今年は大豊作で近所の人に「食べてください」と持ち込んだ。キュウリやトマトなどプランター野菜には同じように手をかけたがこれらは早々に引退した。だが、緑濃いホウズキ型の実は今もなり続けている。けども、真夏に比べやや小ぶりな実になった。
そんななか、緑でなく赤色に変身する実がある。昨年は1個変身し驚いた。その時、菜園家に聞くと「ほっとけば赤くなる」と教えられた。今、7、8個が変身しようとしている。ほっといても変身するとはどういうこと、こういう時ネットは便利、その疑問をすぐに解いてくれる。
答えは「ピーマンの緑は葉緑素によるものだが、暑い日光にさらされているうちに葉緑素が減少する。それに代わってカロテノイドの一種である真っ赤な色を持ったカプサンチンが生まれ、完熟すると赤いピーマンができる」とある。同じ苗に育ちながら葉緑素の減少の早い遅いがある、人に個人差があるように、ピーマンにも個体差があるのだろう。
さらに「ピーマンを栄養の面からみると、カロテン、ビタミンE、ビタミンCが多く含まれている。しかし、赤ピーマンの方は青ピーマンに比べて栄養価が高く、カロテンが約2.5倍、ビタミンEが約5倍、Cが約2倍位多い。カロテン、ビタミンC、Eは抗酸化作用があり、生活習慣病を促す活性酸素を消去する働きがある。そしてカプサンテンはカロテンやリコピン(トマトに多い)に比べて、より抗酸化作用が強い」と称賛の説明が続く。
緑から赤に変身しつつある幾つかのピーマン、福は寝て待てともいう、急ぐことなく真っ赤になるまでじっと待とう。赤ピーマンが多く実る方法があるかもしてない、それは次の植え付のときまでとっておこう。
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