例年より遅れたという秋には欠かさない全国の紅葉風景、映像で紹介される有名か否かを問わずどの紹介映像も目の保養になる。そんな映像の中で紹介される「外国人観光客」の多さが尋常ではないという。そして彼らの撮影マナーの悪さが浮き彫りにされていたが、映像で見る限り許容範囲を大きく逸脱していると思う。
近くの公園にそれなりに名を知られたモミジの紅葉が美しい静かなところがある。今の時期になると一見して観光で来られて人と分かる姿が多くなる。昔はカメラを構えて撮るというのが一変、スマホで撮る人ばかり、撮って帰られて整理されているのだろうか、いらぬ心配をしている。
今年は撮り行くチャンスがなく、先日立ち寄ったが峠を過ぎていた。今日、公園から少し離れたところを通りかかったら、別の撮影スポットは何とかモミジが紅葉していた。イチョウの葉もそれなりに敷き詰められておりスマホに残した。外国の若い女性が斜面に寝そべって紅と黄を撮っていた。陽の差し具合を見ながらの撮影だろう。
子どものころの思い出。隣に家の広い庭に大きくて高い銀杏の木が1本あった。黄色の葉が落ち始めると厚い敷物の様に積もっていた。そんな葉を雪合戦のように掛け合ったり、山の様に積みあげてみたり遊ぶ道具にしていた。あれほどの銀杏の大木はこれまで見たことがない。20年くらい前、その姿が消えた。紅葉のころになると思い出す。
(今日の575) 鮮やかに色変わりして努め終え
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