
狭い庭にはごく普通の花しか咲いていないが、それでも季節ごとの昆虫が姿を見せてくれる。時には高齢夫婦を喜ばせてくれるのかと思うこともある。一方で、早く去ってくれと思う様な虫もいるが、折角やって来てくれたのだからそのままにしている。しかし、内心は早く次の所にと願うこともある。勝手な人間の思いは彼らには通じない。
素晴らしい秋晴れの日だった。小さな蛾が飛んでいるのかと見ていたら羽を休めた。見ると、私の目では蛾ではなく蝶で、初めて見る種類に思えた。これまでならそこで終わりになるところだが最近少し変わった。会社員時代の同僚(女性)が、フエイスブックに蝶だけをアップしている。始めて見る蝶ばかりで、アップを楽しみに待っている一人として放置できない。
スマホで1枚撮ったところで飛び立っていった。写真から名前の検索もスマホ、2つの検索レンズがともに一発で同名を表示した。それは「クロマダラソテツシジミ」という体調に似合わない長い名前だった。
スマホ図鑑での紹介。「前羽の長さ13~17㍉、見れる時期はほぼ1年中、夏に広がり、夏から秋に九州、四国、本州でも見られることがある」。主に南の地方に分布するするらしいが、わがやの庭によく来てくれた、感謝と記念の気持ちをブログで残しておく。また来てくれ。
(今日の575) ようこそと急ぎスマホに撮りこんだ