高松港よりフェリーで移動。
前日は、仕込のみ。
生徒たちは期末試験中ということで、
先生方のお手伝い。
屈強。
仕込の途中でのぞきに来たりして、
感心の様子。
ニヤリ。
ワークショップ時は、横長の体育館を横使いと考えていましたが、
やはり、通常通りに仕込むことに。
天井の高さは、そんなのに問題ならなかったのですが、
窓が広く大きくて、
暗転づくりがなかなか難儀しました。
生徒たちは、
かなりシャイで、
ワークショップ時にも感じたテレが強く、
リハーサルでもなかなか声が出ない。
ワークショップは1時間かけて、多少声が出るようになったけど、
開演前の10分くらいでは…。
先生方も、一緒にやってくれる先生と、
そうでない先生もいて、
その辺が微妙だったり。
開演してからの静寂。
広い体育館と思ったけど、
縦の距離はそうでもないので、
いつもと変わらない距離感。
ミーティングで、細かいことをチェックして、
少しずつ修正を加えていく。
少しでも、精度を上げていく。
初めて見た人にはわからないかもしれませんが、
いつでも、その時、その瞬間にしかできないものを、
その場にいた人たちと共有していきたいと思う。
頑張って歌っていた選抜チームも、
やはりシャイ。
振り付けは、苦手なよう。
それでも、先生たちのろうそくが生徒たちを囲む明かりを見て、
きれいだなぁ、と思う。
声にならないため息が、
少しずつ空間を埋めていく。
表現は苦手でも、
観る、という思いは強かった。
緊張感と集中力が、
舞台を最後まで支えてくれたかな。
終演後のバラシを手伝ってくれた3年生たちの無邪気さや、
搬入以上に手伝ってくれた先生たち。
勝手ながら、芝居がうまくいったという手ごたえだったと思った。
最後まで、シャイな島の子どもたちだった。