第5回 戯曲を読む会
新企画として6月から月一回を目処に、「戯曲を読む会」を開催しました!
東京演劇アンサンブルの若手の提案による、いろんな戯曲を皆で声に出して読んでみようという会です。
ワークショップという形式ではないので、誰でも気軽に参加出来ます。
第5回は安部公房の「友達」を読みます。
戯曲に興味がある方、作品について話し合ってみたい方等、お気軽にご参加下さい!
日時 11月18日(日) 18時30分~21時30分
場所 ブレヒトの芝居小屋(東京演劇アンサンブル稽古場)
参加費 500円(会場費等)
参加希望の方は2日前までに03-3920-5232、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。
ご質問等もお気軽にお待ちしています。
第4回の作品はニール・サイモン作、「おかしな二人」でした。
ト書きで大爆笑だったり、笑いすぎて台詞が読めない人がいたり、今までで一番笑いに満ちた会でした。
「ただ戯曲を読んで、その感想を語り合う」って主旨にぴったりの、素敵な作品でした。
参加者はリピーター、初参加含めて9名でした。
劇団員も含め、大学生や声優の方などが読了後、感想をたっぷり言い合いました。
「初めて会った人たちだったけど、戯曲を通してその人たちと交流していって、関係性を作っていき、どんな人なのか分かっていった」
「前にも誘われたけど、仕事で来れなかった。何でこんな面白いの参加しなかったんだろう。次回は仕事休んででも来たいです!」
等の感想をいただきました。
チラシデザインは劇団員の山﨑智子です!
今回のためにまた新しくバージョンアップして新しいものを作ってもらいました!
そちらもご覧ください!!
東京演劇アンサンブルHP
http://www.tee.co.jp
安部公房
1924年生まれ、1993年没。
花田清輝の影響をうけ,シュルレアリスムに関心をもつ。《壁 S・カルマ氏の犯罪》(1951年)で芥川賞を受賞。《砂の女》(1962年)などシュルレアリスムの手法で人間の不条理を描いた作品により戦後文学に新風を送るとともに,日本現代文学を代表する一人として海外でも広く読まれた。小説には他に《榎本武揚》《箱男》など。また《どれい狩り》《幽霊はここにいる》《未必の故意》などの戯曲があり,1973年演劇グループ安部公房スタジオを設立して演劇界にも足跡を残した。
晩年はノーベル文学賞の有力候補と目された。
京演劇アンサンブル
1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年 12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった。