a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

『ウィーンの森の物語』稽古場ブログスタート!

2021-02-01 13:31:17 | 稽古場ブログ
今日から2月!
早いもので、2021年も、もう1ヶ月経ってしまいました。

いよいよ今日から、3月に公演する『ウィーンの森の物語』の稽古場ブログを始めていきたいと思います!
いつものように各出演者が更新していきますので、お楽しみに!

一回目の今回は、エーリヒ役で出演します永濱 渉が担当します。よろしくお願いします!


はてさて今回上演する『ウィーンの森の物語』は作者
エデン・フォン・ホルヴァート(1901-1938)
Ödön von Horváth



今や、ブレヒトとも並び称されるオーストリアの劇作家ですが、彼の代表作の一つです。


ホルヴァートの作品は、劇団がまだ武蔵関にあった2016年に上演した『最後の審判に日』以来、実に5年ぶりでございます。
ーーもう5年前なのか…




以下は物語のあらすじです(チラシからの引用)

ウィーンの下町。おもちゃ修理店の看板娘マリアンネは、隣の肉屋のオスカーとの婚約を間近に控えているが、親の決めた結婚に気乗りしないでいる。そんな時、ふらっと店をのぞいたアルフレートに一目惚れし、婚約発表の日に駆け落ちする。タバコ屋を営む未亡人ヴァレリーのヒモだったアルフレートは、ヴァレリーからマリアンネに乗り換えたのだ。一年後、乳飲み子を抱え極貧生活を送る二人の間には、もはや理想も愛情もなくマリアンネはとうとうキャバレーのダンサーに身をやつすのだが……。経済不況の真っただ中、不安を抱えて生きる人びとを描くホルヴァートの最高傑作。1930年代のウィーンが、2021年のコロナ禍の東京に投影される。




この作品、初演は1931年です。およそ90年前とは思えぬほど、登場人物たちをとりまく漠然とした不安が、現代の僕たちにとても似ているように感じます。

まだまだ先の見えない状況が続きます。

僕たちも無事公演が出来るよう、引き続き、気を引き締めて稽古に臨みたいと思います!
うがい、手洗いも忘れずに!


次回の担当は、ヒロインのマリアンネが一目惚れしちゃうイケメンヒモ男、アルフレートを演じる和田響き!
更新は2月4日を予定しております!

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<コロナ対策>
稽古場では定期的にPCR検査を実施。客席は5割減で公演します。休憩をはさみ換気を行います。
発熱・体調不良のお客様は、ご来場なさらないようにお願い申し上げます。(要連絡)
ご来場の際には、入場時の検温、消毒、マスクの着用、咳エチケットにご協力いただくほか、席番号とご連絡先をご記入いただきます。どうぞよろしくお願いします。(詳細はHPをご覧ください)

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い


<託児サービス>
▪️東京芸術劇場 託児室(東京芸術劇場5階)
▪️対象年齢:生後3ヶ月から小学校入学前のお子さま(定員有り/有料)
▪️予約方法:土・日・祝祭日を除くお預かり日一週間前までにお電話でご予約ください。
HITOWAキャリアサポート株式会社 わらべうた
 電話(0120)415ー306(土・日・祝祭日を除く平日、午前9時から午後5時まで)
 ご予約の際「東京芸術劇場の託児予約の件で」とお問い合わせください。
 詳細→https://www.geigeki.jp/rent/kids/


<タブレット型字幕サービス>
3/13と3/14限定 貸出9台/無料
聴覚に障害のある方への舞台字幕、日本語の不慣れな方には、AIの自動翻訳による字幕サービスを試験的に行います。ご利用ご希望の方は、事前にご予約の上、希望の言語・サービスについてご確認ください(対応していない言語もあります)。尚このサービスは、タブレット型多言語字幕サービス「レゾネ」のモニターとして実施するものです。(アフタートークの翻訳はありません。)



TEE 東京演劇アンサンブル ホルヴァート生誕120年記念公演
ウィーンの森の物語

作/エデン・フォン・ホルヴァート
訳・ドラマトゥルク/大塚 直
構成・演出/公家 義徳
東京芸術劇場シアターウエスト
<アクセス>池袋駅西口より徒歩2分。池袋駅地下通路の2b出口で直結しています


2012.3.6(土)-14(日)
3/6(土) ★18:30〜
3/7(日) 14:00〜
3/8(月) 休演日
3/9(火) 休演日
3/10(水) ★14:00〜
3/11(木) 18:30〜
3/12(金) 18:30〜
3/13(土) 14:00〜
3/14(日) 14:00〜
★はLow Price Day

全席自由(チケット発券順のご入場となります)
開場は開演の30分前(ケンタウルスの会先行入場)

ーお申し込みー
東京演劇アンサンブル
TEL:048-423-2521 FAX:048-423-8738
ticket@tee.co.jp

TEE WEB TICKET

ー料金ー
前売り/一般 3800円
前売り/U30 3000円
★Low Price Day/2500円
当日/4500円

ー出演ー
和田 響き
仙石 貴久江
中山 一朗(客演)
洪 美玉
雨宮 大夢
志賀 澤子
原口 久美子
浅井 純彦
三木 元太
永野 愛理
大橋 隆一郎
小田 勇輔
篠澤 寿樹
永濱 渉

ースタッフー
音楽/国広和毅
舞台美術/池田ともゆき
衣装/稲村朋子
振付/三東瑠璃
照明/真壁知恵子
音響/島猛
宣伝美術/久保貴之 奥秋圭
舞台監督/三木元太
制作/小森明子 太田昭

ー協賛ー
ケンタウルスの会