2回目を担当するアルフレート役の和田響きです。
第1回の渉は初回だからこそできる文量の稼ぎ方をしててうまいことやりやがったなと思います。この効率の良さが渉の悪い癖である。
さて、この文章を書いている日は2月1日。スマホを見るとニュースでは緊急事態宣言延長を本格的に検討の文字が踊る。
隣の席を見るとついに劇団にキャンプ用品を持ち込んで夕食を作り始めた大夢さんの姿。
遠くでは小道具係の隆一郎が使うかわからない傘を持って行ったり来たり。
元太さんはパソコンを開いて舞台監督の仕事をしていて、時々、制作の矢嶋さんや小森さんが2階から降りてきて演出の公家さんや客演の中山さんと話をしている。
あぁ芝居を作ってるなぁ、と思う。
この先もっと本番が近づいてきて、チーコさんが仮で吊った照明を見たり、パンチカーペットが敷かれた床を見ても、また思うだろう。
稽古場の開け放たれた扉から差し込む日差しを見て「今日はもう呑もうか」と美玉さんが半分本気で言っている。
俺と勇輔は公演で必要な機材を4tトラックのどこに積んだか頭を悩ませている。
さらに日が経って、そろそろ衣装係が恐ろしいオーラを発してきて、小道具係が演出家にぶつぶつと文句を垂れはじめる。
辻尾さんがたまに稽古の様子を見に降りてきてくれて、大きく張り出されたスケジュール表の前ではパンフの文章の締め切りを叫ぶ愛理さん。
貴久江は劇団に根が生えてそこらに転がっているし、隅の方では浅井さんがゴソゴソと怪しい仕事をしている。
建て込みが始まると作業場には渉の甲高い声が響き、ビーダーマンで使ったツナギが妙に似合う原口さんや自前のインパクトを駆使してパネルを立てているしのっちさんの姿。
その脇を申し訳なさそうな顔をしながらも軽やかに帰っていく志賀さん。
パネルに貼られたチケットの集計表の前で昭さんがみんなに発破をかけている。
2階に行けば小枝さんが眉間に皺をよせている。
ゲネプロではキャスト以外の劇団員や休団中の先輩の顔が久しぶりに見れて、観終わった後には言いづらそうな顔でダメ出しもしてくれる。
そしてついに本番の日を迎えるのである。
第三回は大橋隆一郎。シブイ男。
更新は2月7日予定。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
<コロナ対策>
稽古場では定期的にPCR検査を実施。客席は5割減で公演します。休憩をはさみ換気を行います。
発熱・体調不良のお客様は、ご来場なさらないようにお願い申し上げます。(要連絡)
ご来場の際には、入場時の検温、消毒、マスクの着用、咳エチケットにご協力いただくほか、席番号とご連絡先をご記入いただきます。どうぞよろしくお願いします。(詳細はHPをご覧ください)
観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い
<託児サービス>
▪️東京芸術劇場 託児室(東京芸術劇場5階)
▪️対象年齢:生後3ヶ月から小学校入学前のお子さま(定員有り/有料)
▪️予約方法:土・日・祝祭日を除くお預かり日一週間前までにお電話でご予約ください。
HITOWAキャリアサポート株式会社 わらべうた
電話(0120)415ー306(土・日・祝祭日を除く平日、午前9時から午後5時まで)
ご予約の際「東京芸術劇場の託児予約の件で」とお問い合わせください。
詳細→https://www.geigeki.jp/rent/kids/
<タブレット型字幕サービス>
3/13と3/14限定 貸出9台/無料
聴覚に障害のある方への舞台字幕、日本語の不慣れな方には、AIの自動翻訳による字幕サービスを試験的に行います。ご利用ご希望の方は、事前にご予約の上、希望の言語・サービスについてご確認ください(対応していない言語もあります)。尚このサービスは、タブレット型多言語字幕サービス「レゾネ」のモニターとして実施するものです。(アフタートークの翻訳はありません。)
TEE 東京演劇アンサンブル ホルヴァート生誕120年記念公演
ウィーンの森の物語
作/エデン・フォン・ホルヴァート
訳・ドラマトゥルク/大塚 直
構成・演出/公家 義徳
東京芸術劇場シアターウエスト
<アクセス>池袋駅西口より徒歩2分。池袋駅地下通路の2b出口で直結しています
2012.3.6(土)-14(日)
3/6(土) ★18:30〜
3/7(日) 14:00〜
3/8(月) 休演日
3/9(火) 休演日
3/10(水) ★14:00〜
3/11(木) 18:30〜
3/12(金) 18:30〜
3/13(土) 14:00〜
3/14(日) 14:00〜
★はLow Price Day
全席自由(チケット発券順のご入場となります)
開場は開演の30分前(ケンタウルスの会先行入場)
ーお申し込みー
東京演劇アンサンブル
TEL:048-423-2521 FAX:048-423-8738
ticket@tee.co.jp
TEE WEB TICKET
ー料金ー
前売り/一般 3800円
前売り/U30 3000円
★Low Price Day/2500円
当日/4500円
ー出演ー
和田 響き
仙石 貴久江
中山 一朗(客演)
洪 美玉
雨宮 大夢
志賀 澤子
原口 久美子
浅井 純彦
三木 元太
永野 愛理
大橋 隆一郎
小田 勇輔
篠澤 寿樹
永濱 渉
ースタッフー
音楽/国広和毅
舞台美術/池田ともゆき
衣装/稲村朋子
振付/三東瑠璃
照明/真壁知恵子
音響/島猛
宣伝美術/久保貴之 奥秋圭
舞台監督/三木元太
制作/小森明子 太田昭
ー協賛ー
ケンタウルスの会
第1回の渉は初回だからこそできる文量の稼ぎ方をしててうまいことやりやがったなと思います。この効率の良さが渉の悪い癖である。
さて、この文章を書いている日は2月1日。スマホを見るとニュースでは緊急事態宣言延長を本格的に検討の文字が踊る。
隣の席を見るとついに劇団にキャンプ用品を持ち込んで夕食を作り始めた大夢さんの姿。
遠くでは小道具係の隆一郎が使うかわからない傘を持って行ったり来たり。
元太さんはパソコンを開いて舞台監督の仕事をしていて、時々、制作の矢嶋さんや小森さんが2階から降りてきて演出の公家さんや客演の中山さんと話をしている。
あぁ芝居を作ってるなぁ、と思う。
この先もっと本番が近づいてきて、チーコさんが仮で吊った照明を見たり、パンチカーペットが敷かれた床を見ても、また思うだろう。
稽古場の開け放たれた扉から差し込む日差しを見て「今日はもう呑もうか」と美玉さんが半分本気で言っている。
俺と勇輔は公演で必要な機材を4tトラックのどこに積んだか頭を悩ませている。
さらに日が経って、そろそろ衣装係が恐ろしいオーラを発してきて、小道具係が演出家にぶつぶつと文句を垂れはじめる。
辻尾さんがたまに稽古の様子を見に降りてきてくれて、大きく張り出されたスケジュール表の前ではパンフの文章の締め切りを叫ぶ愛理さん。
貴久江は劇団に根が生えてそこらに転がっているし、隅の方では浅井さんがゴソゴソと怪しい仕事をしている。
建て込みが始まると作業場には渉の甲高い声が響き、ビーダーマンで使ったツナギが妙に似合う原口さんや自前のインパクトを駆使してパネルを立てているしのっちさんの姿。
その脇を申し訳なさそうな顔をしながらも軽やかに帰っていく志賀さん。
パネルに貼られたチケットの集計表の前で昭さんがみんなに発破をかけている。
2階に行けば小枝さんが眉間に皺をよせている。
ゲネプロではキャスト以外の劇団員や休団中の先輩の顔が久しぶりに見れて、観終わった後には言いづらそうな顔でダメ出しもしてくれる。
そしてついに本番の日を迎えるのである。
第三回は大橋隆一郎。シブイ男。
更新は2月7日予定。
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<コロナ対策>
稽古場では定期的にPCR検査を実施。客席は5割減で公演します。休憩をはさみ換気を行います。
発熱・体調不良のお客様は、ご来場なさらないようにお願い申し上げます。(要連絡)
ご来場の際には、入場時の検温、消毒、マスクの着用、咳エチケットにご協力いただくほか、席番号とご連絡先をご記入いただきます。どうぞよろしくお願いします。(詳細はHPをご覧ください)
観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い
<託児サービス>
▪️東京芸術劇場 託児室(東京芸術劇場5階)
▪️対象年齢:生後3ヶ月から小学校入学前のお子さま(定員有り/有料)
▪️予約方法:土・日・祝祭日を除くお預かり日一週間前までにお電話でご予約ください。
HITOWAキャリアサポート株式会社 わらべうた
電話(0120)415ー306(土・日・祝祭日を除く平日、午前9時から午後5時まで)
ご予約の際「東京芸術劇場の託児予約の件で」とお問い合わせください。
詳細→https://www.geigeki.jp/rent/kids/
<タブレット型字幕サービス>
3/13と3/14限定 貸出9台/無料
聴覚に障害のある方への舞台字幕、日本語の不慣れな方には、AIの自動翻訳による字幕サービスを試験的に行います。ご利用ご希望の方は、事前にご予約の上、希望の言語・サービスについてご確認ください(対応していない言語もあります)。尚このサービスは、タブレット型多言語字幕サービス「レゾネ」のモニターとして実施するものです。(アフタートークの翻訳はありません。)
TEE 東京演劇アンサンブル ホルヴァート生誕120年記念公演
ウィーンの森の物語
作/エデン・フォン・ホルヴァート
訳・ドラマトゥルク/大塚 直
構成・演出/公家 義徳
東京芸術劇場シアターウエスト
<アクセス>池袋駅西口より徒歩2分。池袋駅地下通路の2b出口で直結しています
2012.3.6(土)-14(日)
3/6(土) ★18:30〜
3/7(日) 14:00〜
3/8(月) 休演日
3/9(火) 休演日
3/10(水) ★14:00〜
3/11(木) 18:30〜
3/12(金) 18:30〜
3/13(土) 14:00〜
3/14(日) 14:00〜
★はLow Price Day
全席自由(チケット発券順のご入場となります)
開場は開演の30分前(ケンタウルスの会先行入場)
ーお申し込みー
東京演劇アンサンブル
TEL:048-423-2521 FAX:048-423-8738
ticket@tee.co.jp
TEE WEB TICKET
ー料金ー
前売り/一般 3800円
前売り/U30 3000円
★Low Price Day/2500円
当日/4500円
ー出演ー
和田 響き
仙石 貴久江
中山 一朗(客演)
洪 美玉
雨宮 大夢
志賀 澤子
原口 久美子
浅井 純彦
三木 元太
永野 愛理
大橋 隆一郎
小田 勇輔
篠澤 寿樹
永濱 渉
ースタッフー
音楽/国広和毅
舞台美術/池田ともゆき
衣装/稲村朋子
振付/三東瑠璃
照明/真壁知恵子
音響/島猛
宣伝美術/久保貴之 奥秋圭
舞台監督/三木元太
制作/小森明子 太田昭
ー協賛ー
ケンタウルスの会