久しぶりとなります、戯曲を読む会のご案内です。
この「戯曲を読む会」は、いろんな戯曲を皆で声に出して読んでみよう・体験してみようという会です。
朗読会・読書会の戯曲版、というとイメージしやすいかもしれません。
ワークショップという形式ではないので、俳優ではない方でも気軽に参加しています。
今回はデーア・ローアー作『無実』を読みます。
2014年9月にブレヒトの芝居小屋で日本初演された作品です。
只今期間限定で公演動画を全編公開しているので、そちらを観て、面白そうだったから参加してみる、というのでも構いません。
公演動画
↓
https://youtu.be/hSPqDJpGPcM
今回も、「学生無料」になります!!!!
若い方が戯曲に触れる機会を増やせたらと思ってのことです。
この会では長時間の作品や難解な作品はあまり取り上げません。
読んだときの率直な気持ちを大事にする場ですので、あまりハードルを上げすぎず、お気軽に参加してくれればと思います。
もちろん、戯曲に興味がある方や作品について話し合ってみたい方、「少しだけ演劇やってみたい・・・」と思っている方等も、是非ご参加下さい!
日時 7月1日(土) 14時00分~
場所 野火止RAUM(東京演劇アンサンブル稽古場)
参加費 500円(会場費等・学生無料)
参加希望の方は2日前までに048-423-2521、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。
ご質問等もお気軽にお待ちしています。
これまでに取り上げた作家(敬称略)
アーノルド・ウェスカー、小沢正、アーサー・ミラー、ニール・サイモン、安部公房、篠原久美子、李ボラム、レジナルド・ローズ、坂手洋二、オスカー・ワイルド、岸田國士、J・B・プリーストリー、宮本研、テネシー・ウィリアムズ、カレル・チャペック、イヨネスコ、アゴタ・クリストフ、ピーター・シェーファー、宮沢賢治...等
チラシデザインは劇団員の山﨑智子です!
東京演劇アンサンブルHP
http://www.tee.co.jp
デーア・ローアー(1964―)
1964年バイエルン州生まれ。ベルリン芸術大学で上演台本を書き始め、92年『オルガの部屋』でデビュー。次作の『タトゥー』(92年)、『リバイアサン』(93年)では、演劇専門誌テアター・ホイテの年間最優秀新人劇作家に選ばれる。ミュールハイム市演劇祭では、93年ゲーテ賞(『タトゥー』)と98年劇作家賞(『アダム・ガイスト』)、2006年ブレヒト賞受賞。残酷と滑稽、グロテスクとユーモアが交錯する人間のありようを見据える目線、現代詩のようにミニマルでリズミカルな語りでイメージを掻き立てる独特の劇的言語は、世界的にも評価が高い。2008年『最後の炎』で再びのミュールハイム市劇作家賞、テアター・ホイテ誌年間最優秀劇作家に。2009年ベルリン文学賞他、演劇・文学分野での受賞多数。2010年『泥棒たち』はベルリン演劇祭招待作品。2017年ヨーゼフ・ブライトバッハ賞受賞。
東京演劇アンサンブル
1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった。
2019年、40年間続いたブレヒトの芝居小屋を閉じ、埼玉県新座市野火止へ移転。元スープ工場を改装し、新劇場「野火止RAUM」をオープン。