a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

行ったり来たり~飯作ったり 色ぬったり~

2024-02-20 12:00:00 | 稽古場ブログ
みなさまこんにちは。稽古場から。
舞台監督助手 飯炊きおばさん 照明プランの真壁知恵子です。
今のところ照明の仕事は1ミリもやっていません。(そろそろやるのかなぁ…)

私の劇団での日課は
1 汁物をつくる
2 ご飯を炊く
3 塗料の試しぬり
4 道具の材料作り
5 稽古をみながら作業の準備
となっております。

まず
1 汁物をつくる
2 ご飯を炊く

これは稽古の後に大道具、小道具、衣裳などの作業があります。
みんな腹ペコです。お金もありません。コンビニ弁当か?
何かさみしくありません?
汁物、ご飯くらいあれば腹は満たせるよね。気軽な気持ちではじめました。

野菜は100%新座産となっております。劇団に行く道中にいい無人販売野菜があります。
野菜を選らんでいると奥から農家のおばさんが来て「いつもありがとうね。これ持って行ってね。」とサービスしてくれたり。無人ではありませんね。


新座の野菜たち


3 塗料の試しぬり
4 道具の材料作り

これは舞台の仕事です。塗料は様々な種類があります。オイルステインだけでもマホガニー、チーク、ダークオーク、ブラックなど
今回は杉板やツーバイフォー材を使います。エイジング塗装といい、表面を削ったりヤスリでゴシゴシしてから白塗料をかなりシャブめでぬりぬり。
ウエスでフキフキ。ステインぬりぬり各種試す。

このいろんな材料で何パターンか試すのって舞台を作るときに大事なんです。決まった仕事なんてないので自分で気のすむまでやります。ボツになることも多々あります…😢


エイジング仲間

この作業は稽古場の2階スペースでやります。
音が出る作業は屋上でやります。屋上に電源コードをブラブラ引っ張って電動工具でウィーン!
寒(>_<) 怖((゚□゚;)) ガタブルです。


屋上!!

5 稽古をみながら作業の準備

少しずつ具体的に進めるのが今の私の仕事です。今の稽古で何が必要か。野菜を切りながら考えたりします。
みんな今日も汁つくるよぉー

次回ブログ担当、志賀さんです。近々誕生日ですね。いい1年になりますように。

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東京演劇アンサンブル創立70周年記念公演 第一弾
  行ったり来たり

エデン・フォン・ホルヴァート/作
大塚直/訳・ドラマトゥルク
公家義徳/演出

2024
3/23 (土) 14:00★
3/24 (日) 14:00★
 野火止RAUM

3/28 (木) 19:00
3/29 (金) 14:00/19:00
3/30 (土) 14:00/19:00★
3/31 (日) 14:00
 すみだパークシアター倉

全席自由
前売一般/4,300円 
前売U30/3,300円
★=Low Price Day/3,000円
当日/4,800円

Staff
音楽/monje
舞台美術/公家義徳
衣裳/稲村朋子
照明/真壁知恵子
音響/島猛
舞台監督/永濱渉
宣伝美術/本多敬 永野愛理
制作/小森明子 太田昭

Cast
ハヴリチェク/永野愛理
サメク/洪美玉
エーファ/福井奏美
コンスタンティン/雨宮大夢
ムルシツカ/浅井純彦
ハヌシュ夫人/西井裕美(フリー)
X/原口久美子
Y/志賀澤子
個人教育者/二宮聡(フリー)
その妻/鈴木貴絵
レーダ夫人/町田聡子
シュムッグリチンスキー/小田勇輔

公演詳細、チケットのお申し込みはHPにて