嬉しいことに少しずつ参加者が増えてきました。
3月の戯曲を読む会のご案内です。
会の実施に際しまして、新型コロナ感染症拡散防止の観点より、以下のような対応をしてまいります。
・入場時に消毒、検温など感染症予防対策を実施します。
・参加人数に制限をかけさせていただきます。
・普段よりもこまめな換気
・ソーシャルディスタンスを意識した座席配置
この「戯曲を読む会」とは、劇団員の提案による、いろんな戯曲を皆で声に出して読んでみようという会です。
朗読会・読書会の戯曲版、というとイメージしやすいかもしれません。
ワークショップという形式ではないので、俳優ではない方でも気軽に参加しています。
第27回はウジェーヌ・イヨネスコ作『犀』を読みます。
そして・・・・・・
今回も・・・・・・
「学生無料」になります!!!!
若い方が戯曲に触れる機会を増やせたらと思ってのことです。
この会では長時間の作品や難解な作品はあまり取り上げません。
読んだときの率直な気持ちを大事にする場ですので、あまりハードルを上げすぎず、お気軽に参加してくれればと思います。
もちろん、戯曲に興味がある方や作品について話し合ってみたい方、「少しだけ演劇やってみたい・・・」と思っている方等も、是非ご参加下さい!
日時 3月12日(土) 16時00分~
場所 野火止公民館(ふるさと新座館)
参加費 500円(会場費等・学生無料)
参加希望の方は2日前までに048-423-2521、もしくはteeyomukai@gmail.comご連絡ください。
ご質問等もお気軽にお待ちしています。
これまでに取り上げた作家(敬称略)
アーノルド・ウェスカー、小沢正、アーサー・ミラー、ニール・サイモン、安部公房、篠原久美子、李ボラム、レジナルド・ローズ、坂手洋二、オスカー・ワイルド、岸田國士、J・B・プリーストリー、宮本研、テネシー・ウィリアムズ、カレル・チャペック...等
チラシデザインは劇団員の山﨑智子です!
東京演劇アンサンブルHP
http://www.tee.co.jp
ウジェーヌ・イヨネスコ(1909-1994 ) フランスで主に活躍したルーマニアの劇作家である。アイルランド出身のサミュエル・ベケット、カフカース生まれのアルチュール・アダモフとともに、フランスの不条理演劇を代表する作家の一人として知られている。
50年、処女戯曲『禿(はげ)の女歌手』がニコラ・バタイユ演出によってノクタンビュール座で上演されたことで、いわゆるアンチ・テアトル(反演劇)の先駆となった。
初期の作品『授業』(1951初演)、『椅子(いす)』(1952)、『義務の犠牲者』(1953)、『アメデまたはいかに厄介払いするか?』(1954)、『ジャックまたは服従』(1955)などは激しい反発を巻き起こしたが、1956年『椅子』の再演によって、彼の作品は一般大衆に浸透した。それ以来やや前衛性は緩和されて寓話(ぐうわ)性や風刺性が増し、『無給の殺し屋』(1959)、『犀(さい)』(1960)、『瀕死(ひんし)の王』(1962)など、主人公ベランジェが登場して筋の論理的発展を構成し、作品相互のつながりさえつくりだすようになる。とくに『犀』は国立劇場オデオン座でジャン・ルイ・バロー演出により上演されたほか、世界各地で上演された。66年コメディ・フランセーズにおいて大作『渇きと飢え』が上演され、70年にはついにアカデミー会員に選ばれる。その後『殺戮(さつりく)ゲーム』(1970)、『このすばらしい娼家(しょうか)』(1973)などを書き、近作に『死者たちへの旅』(1980)。戯曲以外には、短編小説『大佐の写真』(1962)、評論集『ノート・反ノート』(1958)などがある。
東京演劇アンサンブル
1954年4月,俳優座養成所を卒業した3期生の有志が結成。初めは劇団三期会を名のったが,67年 12月現名称に改称した。早くからブレヒト作品に取組み,80年元映画スタジオを改装して設けた劇場「ブレヒトの芝居小屋」を開場,活動の拠点とする。広渡常敏演出によるブレヒト作『セチュアンの善人』,『ガリレイの生涯』,チェーホフ作『かもめ』などが代表作。岸田国士作品の連続上演も行なった
2019年、40年間続いたブレヒトの芝居小屋を閉じ、埼玉県新座市野火止へ移転する
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