a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

『銀河鉄道の夜』稽古場より その十一 影たち:福井奏美

2022-08-19 12:00:00 | 稽古場ブログ
本日のブログ担当は『銀河鉄道の夜』で影を演じます、福井奏美です。
稽古場ではごんちゃんと呼んでもらっています😼


私たちが日々稽古を重ねている稽古場 "野火止RAUM" には、今、いろいろなものが溢れています。


普段使っている入口のドアを閉じ、1階のほとんどは舞台に。

奥には綺麗に並べられたさまざまの小道具たち。

舞台袖には早着替えの衣装がかけられ、天井からは幕も吊られました。

本番に近づくにつれ、だんだんモノが増えていきますが、
それと共に『銀河鉄道の夜』への各々の思いや稽古の日々が、モノを通して感じられるようです。  


10メートル以上のリノリウムに何か描かれるみたいです…🌟


稽古場にあるものでお気に入りは、
"今日の賢治"をまとめた掲示物です。

"今日の賢治"とは、演出の小森さんが提案し始まったもので、
宮沢賢治の作品を読んで、1日1人ずつ皆んなに紹介しようという企画です。
(私は十力の金剛石を紹介しました!)


それぞれの宮沢賢治の好きな作品や好きな言葉、印象深い場面などが凝縮されていて、
今まで宮沢賢治に馴染みのなかった私にもエネルギーを分けてくれているような気がします。


誰がどの作品を紹介したでしょうか?😽


今は静かな屋内の稽古場に溢れているエネルギーが、
池袋の野外という、屋根のない広がった空間ではどのように伝わるのか…。

想像しきれない部分もありますが、どんな変化にも折れないような影の存在を構築しようと、日々稽古に励んでいます。


ケンタウル祭の夜、
ジョバンニは不思議な旅をする。
宮沢賢治の幻想四次元の空間へ、
ジョバンニとともにぼくらは旅立つ。


今年の夏のお祭りに、ぜひ皆さんと会えることを楽しみにしています💫



東京演劇アンサンブル 『銀河鉄道の夜』公演40周年記念

東京都 夏の児童演劇祭参加

作=宮沢賢治
脚本=広渡常敏

音楽=林光

演出=小森明子

舞台美術=岡島茂夫 三木元太

衣裳=八重田喜美子

衣裳協力=稲村朋子

映像=高橋啓祐(Nibroll)

舞踏=西田堯 三東瑠璃

音響=田村悳

照明=真壁知恵子

歌唱指導=吉村安見子

宣伝美術=スズキコージ 奥秋圭

舞台監督=浅井純彦

制作=太田昭

照明オペレーター 真壁知恵子

音響オペレーター 大場神 今西工

音響スタッフ 井上尚美

映像オペレーター 革崎文

演出助手 細谷巧 藤井夕奈

舞台スタッフ 篠原祐哉 

協力 株式会社 K Productions (株)エス・シー・アライアンス

世界初演から、40年……
東京の夜空に
ケンタウルス、つゆをふらせ


2022年 8/26(金)・8/27(土)・8/28(日) 
  各日19時開演


池袋西口公園野外劇場・グローバルリングシアター

観劇における新型コロナ感染症対策ご協力のお願い

当日券につきましては、劇団FacebookページTwitterにてお知らせします。

ケンタウルス祭の夜、

ジョバンニは不思議な旅をする。

決して引き返すことのない

軽便鉄道にのって、

本当のさいわいを

見つけだす旅をする……。


語り手   奈須弘子

ジョバンニ 山﨑智子

カムパネルラ 永野愛理

ザネリ   永濱渉

母/尼僧  洪美玉

学者    浅井純彦 

赤ひげ   三木元太

灯台守   小田勇輔

車掌    浅井純彦

青年    和田響き

男の子   冨山小枝

女の子   仙石貴久江

信号手   雨宮大夢

サソリ   青柳万智子(Co.Ruri Mito)

影たち   鈴木貴絵 福井奏美

Web申し込みは下のゲッティのロゴをクリック!


協賛 ケンタウルスの会 (TEE友の会) 

助成 文化庁舞台芸術創造活動活性化事業
 
公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】





銀河鉄道の夜 HP

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『銀河鉄道の夜』稽古場より... | トップ | 『銀河鉄道の夜』稽古場より... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿