Hassan Sheikh Mohamud新大統領選出

　ソマリア新議会議員は新大統領を無事選出。当該の人物はHassan Sheikh Mohamudという。56歳。学者・教育者にして市民活動家。

BBC Somali election: Hassan Sheikh elected as president 11 September 2012 Last updated at 06:02 GMT

　BBCが挙げる（簡単な）履歴を挙げる。
　ソマリア中部，Hiranの出身。出身氏族はHawiye。既婚，ソマリ語と英語を話す。ソマリア国立大（the Somali National University）で工学を学び，1981年には講師となる。後に五年ほどインドで学び，Bhopal大より修士MBAを得る。帰国してUNESCOによる教育省教員養成課程の監督を務める（国連撤退の1995年までの二年）。後，モガディシュでSomali Institute of Management and Administration Developmentを共同設立，これはのちにSimad大に発展展開，その学部長deanとして10年（2009年まで）務める。「平和と発展」党（PDP)を2010年に設立。2012年8がつ，議員となる。

　そしてこのacademicが大統領選に挑み，第一次投票を切り抜け（18名ほど落ちた），現首相Abdiweli Mohamed Aliと穏健派イスラミストのAbdulkadir Osobleが第三次・第四次投票から身をひき―Hassan Sheikh Mohamudが勝利を収めた。

　先の大統領Sheikh Sharif Sheikh Ahmedは，生中継の開票作業中に敗戦を認め，その任期に「満足している」と述べた。「私にとって大いなる喜びなのだ，モガディシュにおける公正な選挙に接するとは―42年ぶりの，だ」彼は言う。それはSiad Barreの1969年以来というのである。

　新大統領は職務につくわけだが―しかし，確かに彼の手は綺麗だ，その点は非常に好ましいことだが―少なくともやり手の政治家たちをどうさばくか。あからさまに彼の前途は多難である。Ghedi氏を思い起こすことではある，うん。