空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

難しい日本語でした。

2011-09-21 18:11:06 | Weblog
@HayakawaYukio 早川由紀夫 「配慮が合理に優先するよい事例だ。欧米人がこの考えを理解することはないであろう。「愛知・日進市に抗議1850件 福島製花火打ち上げ中止 」(2011/9/21)

 難しい日本語だが,「(福島への)配慮(で福島で昨年つくられた花火を打ち上げること)」が「(その花火に放射性物質が有意味な濃度で入っていると想定して打ち上げることを拒絶する)合理(的判断)」に優先する,こういう考えは「(合理的な)欧米人が」「理解する」ところではあるまい,ということか。

 突っ込みどころが多くて少々困る。

@save311children Tadano Oya 「やはり我々汚染者、汚染車、汚染児は存在が許されないのですね…悲しいです。先生、我故郷福島がご迷惑をかけてすいません。 RT @HayakawaYukio: 福島県…汚染車が日本中を走り回っている。これでは、信用されない。」(2011/9/21)

@wateroffice 水道屋 「@save311children @HayakawaYukio 我々は福島から出るな!!ってことですかね?」(2011/9/21)

@HayakawaYukio 早川由紀夫 「事故から半年たったいま、それはたいへんむずかしい問題です。牛はだめだけど人間はよいとする説得力のある説明ができるかどうかにかかっています。説明責任はそちらにあります。」(2011/9/21)

 …とりあえず,(圧倒的多数の)ヒトはヒトを食べないものと思われる。それゆえ,牛と違ってそれを食べた者の”内部被曝”を恐れる必要はない。人体自体が放射性物質になってるレベルなら,そもそもそうなった時点で生きていないものと思われる。

 ところで早川先生,たくさん第一著者論文がありますね,紀要に(※1)(興味おありの方はCiniiにて個別検索)。
 私は地学の流儀に詳しくないが,地質・火山関係なんか結構「実学」要素がありそうで…うん,「実学」かな(早川由紀夫研究室「雑誌などに印刷された論文・報告」)。


※1:所謂理系の先生が「研究しない・できない」文系の先生の蔭口を言う際の常套句。「やーいお前の自称”論文”なんか,査読もない同人誌に載せてもらうのが精々の感想文でやんのー。せめてさあ,学会誌とかさあ,そういうのないの? あ,ごめんね厳しいこと言っちゃって(笑)」ほどの意。
 ただまあ斜陽分野だと学会誌を維持するのも困難だったりするんだよ(泣)
 あと,実際,公開講座の運営の仕方とか,一般人の意識調査とか,小中学生などへの啓蒙活動の工夫とか,マイナー古文書の写真図版掲載とか,そーゆー資料を残しておきたいと思えば,紀要あたりを利用するほかないかとも思う。
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