空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

その誠実さに敬意を―NEF

2007-12-10 01:47:24 | Weblog
 寝る前ちぇっく,と見てみましたら,見慣れぬアルファベット名前の方のコメントがありました。開いてみると―10月11日の記事「艦船に補給すると飛行機が飛ぶ?」でトラックバック差し上げたNagoya English Forumさんのメンバーさんからでした。

 あの当時,私は『赤旗』のとてつもなく(自主規制)な超理論,「インド洋で自衛艦が米艦に給油するとジブチからAC-130がソマリアに飛来して空爆を行う」に非常に腹を立てていたのであります。
 与党を攻撃する道具ぐらい自分でしっかり磨き上げろと思って,ああなんと情けない野党新聞であることかと,ああ本当に情けなく思っていたのです。日本語Wikipediaくらいみないものかなと(→追記1)。

 その勢いで当該記事を利用した共産議員さんやそーいう主義の方のblogにトラックバック送ったところ,大人の対応で却下されたり(議員さんだけに穏当な態度),言及自体不本意だといわれたり。砥石が砥石と気付けなければ武器の磨き上げもなにもないですわねそりゃ

 そんな中,別口にトラックバックお送りしましたNagoya English Forumさんは,遅れたりとはいえ当方の論旨をご理解くださり,10月の記事の訂正さえなさいました。

 私は,Nagoya English Forumさんの誠実なご対応に敬意を抱くものです。
 2ヶ月前の集会の議題予告文です(2007年10月20日のテーマ )。今更訂正あって,どれ程の効力がありましょう? それでも一旦,その記述が不正確と認めたなら,訂正するに躊躇がない。
 それはなんと賞賛すべきであることか。

 重ねてNagoya English Forumさんへの敬意を表明するものです。 


 …こうした賞賛記事を書く事は,当初から予定していたのです。
 ですが「主義」の方は,2例とも,形式はどうあれ,現実の,物理的な論理から耳をふさぐことを選択しました。

 そうしたわけで,長年左翼左翼と呼ばれた私の賞賛の言葉は,主義者にではなく,共産系ではないと言明する英語フォーラムへと捧げられることになったわけです。

追記1:いや無論,Wikipediaソースで新聞記事を書くなんて,恥知らずもいいところだと思いますけど,ほら英文記事に飛べるし,そこなら脚注も結構充実してますし,調べ物のとっかかりには悪くないじゃないですか(自己弁護)。ですからそーゆー,不出来な学部生のサボり手段程度の手間さえ惜しんで印象操作記事を殴り書きするのはどーかなーと,余計に思うわけでして。

追記2:そんなわけで,予定の記事は延期になったり。アフガン事情よ,ソマリランドの記者たちよ,しばし待て。まぁどっちみちアフガン記事は多数あるし,ソマリランドの事情なんてチェックするひともあまりありますまいが。
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