空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

人種差別的対応?

2010-12-30 19:35:59 | Newsメモ
 微妙に他人事でないような:

BBC South African poultry makers 'racist', politician says 29 December 2010

 南アフリカ共産党は家禽業者を人種差別的であるとして非難する。黒人に「劣化したrotten」肉を売っているのだ!

 消費期限切れの肉を解凍,洗浄してフレーバーつけて,黒人街の商店(spazaというそうだが)向けに再出荷しているのである。そうしたことは実際しているが,安全でもあり合法でもあると業者側は言う。

 そうした肉は,メジャーなスーパーマーケット―富裕層向け―から個人商店・零細業者むけに下げ渡される,そういうものである。ところで非富裕層は黒人が多い。「80%以上の普通の黒人がspaza商店からモノを買っている。で,そこでは劣等の肉を黒人相手に売っているのだ」。

「これは率直に言って深刻な人権侵害であり,人種差別だ」。

 業者側は「この工程に人種差別的意図は存在しない」。単に合法に安全に商売をしているだけである―。


 どちらにも理があるように私は思う。それなりに理は通っているとは思う(まあ消費期限切れは拙いが)。ところで商店の閉店時間が迫っている。私は値引き商品を狙って出かけようと思うが,どうか。

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