現職世界最年少首相誕生―フィンランド

BBC Finnish minister Sanna Marin, 34, to become world's youngest PM 9 Dec 2019

「Sanna Marin, aged 34, will become the world's youngest prime minister as head of a women-led coalition government in Finland.」

「She will lead a centre-left coalition of five parties all headed by women.」

　男性が指導する政党ばかりだったのが異常だったのだ―という見解にはそれなりに賛成するが、一方で（そんな言行が成立するくらいには「男尊女卑」社会であろうはずなのに）連立政権の五党がならんで女性によって率いられているというのも流石に異常だろう。むしろ「女性を指導者にしている進歩的政党です」というイメージのために女性性を収奪しているという評価のほうが妥当性が高いんじゃないか、もしかして。でなければ、もはや女尊男卑に近づきかけているとでも。

「According to Finnish broadcaster YLE, Sanne Marin was raised by a single mother and was the first person in her family to go to university.」

　まあ個人的属性は「よい」の一言であり、あとは能力をもって職分を全うすればいいだけのことだ。