テロ細胞根拠地を捜索，検挙

　まずは昨日の，ついに死者の出た件：

BBC　Kenya: Second explosion in Nairobi 25 October 2011 Last updated at 08:39 GMT

　ケニア首都ナイロビ，バス停留所に爆弾。1名死亡。18名負傷とか。24日（月曜）早朝，ナイトクラブへの手榴弾テロがあったばかりで，その晩にはもう一件というハイペース。
　ケニア警察長官Comissioner Matthew Iteere は，ナイトクラブでの事件をアルシャバブと関連付ける証拠はないと言っておいた。

　なお思わぬ余波としては，今週のヒンドゥー教徒のDiwaliのお祭りに花火を使用するのを，当局が禁止したという。ヒンドゥー教徒が残念がるでしょうねえ。

　で，逮捕者が出た件：

BBC　Kenya arrest terror suspect with arms cache in Nairobi 26 October 2011 Last updated at 08:52 GMT

　首都で，テログループの細胞と思われる男性一名が逮捕。武器の山ときたら，手榴弾13個，AK47ライフル一丁，機関銃一丁，ピストル四丁に弾薬。彼のアパートに積んであった模様。

　警察は，事件がアルシャバブに関係する―との見方を否定してはいる。「この人物は，テロ細胞の一員であって，この国でのテロ行動に関与しているのだ」とはPolice Commissioner Matthew Iteereが報道陣に語るところ。


　―しかし，こうした手榴弾テロ手法は，アルシャバブがまだ若かった時期，「イスラム法廷アスマラ派」とかだった頃には通常のものであったことは想起してもよいだろう。
　もちろん，即断は戒められるべきところですが。

　なので「カテゴリ」は「Newsメモ」にしておく私。spokesman/womanを「報道官」とするか「報道担当」とするか，「首都」と「主都」との使い分けとか，じみーに態度表明していたり。