BBC Ukraine crisis: Poroshenko says peace deal in danger 14 February 2015 Last updated at 03:10
ウクライナ内戦。停戦協定発効24時間切るってあたりで激しく行動があったりして、早速先行きが怪しくなる。まあいつものことだ。
Reuters イエメンは崩壊寸前、内戦の危機にある=国連 2015年 02月 13日 11:44 JST
BBC Yemen unrest: Saudi Arabia closes embassy 13 February 2015
サウジアラビアがイェメンでの大使館業務を停止。情勢の悪化をうけてのこと。西欧諸国はさておき、これはアラブ諸国としては第一例とのこと。サウジはイェメンで重要な役割を担っていたが、最近のHouthiの進展の結果、その外交的位置・影響力が揺るいだもの。
米国・英国、フランスに続きドイツ・イタリアも金曜日までに引き上げ。北部はHouthiが概ね確保し、南部諸州ではアルカイダ系とかがHouthiが確保した領域を伺う模様。南部のShabwaの軍の基地をAnsar al-Shariaが奪取したとか。
「Meanwhile, UN enjoy Jamal Benomar warned that the country was at a crossroads between "civil war and disintegration".」
…内戦への準備段階、としか見えないような、そんな情勢。
BBC Yemen army base seized by al-Qaeda linked fighters 12 February 2015
南部でAnsar Al-Shariaが軍の基地を手に入れました、という記事。
BBC Greece bailout talks: Compromise possible, says Merkel 12 February 2015
妥協は可能である―「Mrs Merkel suggested there was negotiating room: "Europe always aims to find a compromise and this is the cornerstone of Europe's success."」
BBC EU needs stricter border checks to disrupt terrorists, say leaders 13 February 2015
パリで17名ほど死亡した事件を受けて、シェンゲン協定諸国は国境管理をより厳格に行うよう声をあげつつある。スペインはシェンゲン協定自体、テロリスト対策を盛り込んで、チェックを厳格に行えるよう改定されるべきと示唆すると。
BBC Islamic State: Key Iraqi town near US training base falls to jihadists 13 February 2015
Islamic Stateとしては勝ち星ひとつというところ―米軍による現地訓練基地近くの町をおとしたという。ここ2ヶ月ではじめて町をいっこ、支配圏に収めたのだそう。しかもこの基地、Ain al-Asad基地に攻撃まで行ったというのだが
「On Friday a team of suicide bombers tried to attack the base, Rear Adm Kirby said.」
…こういう攻撃の仕方は、どうかと思われる。Islamic State側の損失は8名とのこと。
BBC Islamic State will lose, says Obama 11 February 2015
大統領が、場合によっては地上軍も展開させてくれ、と言うのに対して、議会はどう動くかなあというお話。
BBC UN Security Council targets Islamic State financing 13 February 2015
…しっかり叩き潰すためには、実力行使が必要でしょうけどね。ただまあ「The UN Security Council has adopted a resolution aimed at cracking down on trade with, and ransom payments to, Islamic State (IS) militants.」
はっきり、身代金支払いもダメよ、と国連・安全保障理事会が方針を確認するのはもちろんのことだろう。
さてふと思われたのは:
と言う件。
日本政府のあれこれを批判する際に国連がどうこう、というのが定番のひとつだったりするが、こうなるとほんとに、この文脈で「使える外圧」がなくなる。あとはISIL/ISISあたりの見解に寄り添うくらいしか思いつかない。なにしろ「The UN resolution was passed unanimously, another indication of how the international community has come together to target IS, said the BBC's Nick Bryant.」である。
読売新聞 独首相「人間にあれほど残酷なことが可能とは」 2015年02月04日 11時34分
「英国のキャメロン首相は3日、「イスラム国」がヨルダン軍パイロットを殺害したとする映像を投稿したことについて、「イスラム国の残忍なテロリストによる忌まわしい殺害を非難する」との声明を発表した」
「声明はその上で、「邪悪な過激派とその有害なイデオロギーを一掃するまで戦いをやめない」と強調し、イスラム国の掃討に向けて軍事作戦を強化する考えを示した」
「ドイツのメルケル首相は3日、ヨルダンのアブドラ国王への電報で、「人間にあれほど残酷なことが可能とは考えられない」と述べ、イスラム国を非難した」
…やっぱり世界の共通の敵、の位置づけですわね。
同僚と、最近はペシュメルガが世界の自由のための最前線の闘士扱いだなあとか隔世の感を抱いていたが:
BBC Turkey 'hits PKK targets in Iraq' 28 Dec 2008
メモの奥底にあった、トルコ空軍がイラク国内に進入してPKKを攻撃したという記事。この時期から、まだ4年ほどしか経っていないのである。
BBC African Union bars Guinea on coup 29 December 2008
同様に、メモの奥底にあった記事をここにメモ。末尾には「More than a third of the world's bauxite reserves are in Guinea, making it the second-largest producer internationally」なんて、あって、「ボーキサイトですって?!」と目を輝かせる赤城さんを幻視するくらいには私も腐っていて、なんというか世界の見え方って各個人の内的世界のあり方に相当部分依存するんだなあ、唯識ってそうなんだなあ、とか謎の思考をめぐらす夕べ。
ウクライナ内戦。停戦協定発効24時間切るってあたりで激しく行動があったりして、早速先行きが怪しくなる。まあいつものことだ。
Reuters イエメンは崩壊寸前、内戦の危機にある=国連 2015年 02月 13日 11:44 JST
BBC Yemen unrest: Saudi Arabia closes embassy 13 February 2015
サウジアラビアがイェメンでの大使館業務を停止。情勢の悪化をうけてのこと。西欧諸国はさておき、これはアラブ諸国としては第一例とのこと。サウジはイェメンで重要な役割を担っていたが、最近のHouthiの進展の結果、その外交的位置・影響力が揺るいだもの。
米国・英国、フランスに続きドイツ・イタリアも金曜日までに引き上げ。北部はHouthiが概ね確保し、南部諸州ではアルカイダ系とかがHouthiが確保した領域を伺う模様。南部のShabwaの軍の基地をAnsar al-Shariaが奪取したとか。
「Meanwhile, UN enjoy Jamal Benomar warned that the country was at a crossroads between "civil war and disintegration".」
…内戦への準備段階、としか見えないような、そんな情勢。
BBC Yemen army base seized by al-Qaeda linked fighters 12 February 2015
南部でAnsar Al-Shariaが軍の基地を手に入れました、という記事。
BBC Greece bailout talks: Compromise possible, says Merkel 12 February 2015
妥協は可能である―「Mrs Merkel suggested there was negotiating room: "Europe always aims to find a compromise and this is the cornerstone of Europe's success."」
BBC EU needs stricter border checks to disrupt terrorists, say leaders 13 February 2015
パリで17名ほど死亡した事件を受けて、シェンゲン協定諸国は国境管理をより厳格に行うよう声をあげつつある。スペインはシェンゲン協定自体、テロリスト対策を盛り込んで、チェックを厳格に行えるよう改定されるべきと示唆すると。
BBC Islamic State: Key Iraqi town near US training base falls to jihadists 13 February 2015
Islamic Stateとしては勝ち星ひとつというところ―米軍による現地訓練基地近くの町をおとしたという。ここ2ヶ月ではじめて町をいっこ、支配圏に収めたのだそう。しかもこの基地、Ain al-Asad基地に攻撃まで行ったというのだが
「On Friday a team of suicide bombers tried to attack the base, Rear Adm Kirby said.」
…こういう攻撃の仕方は、どうかと思われる。Islamic State側の損失は8名とのこと。
BBC Islamic State will lose, says Obama 11 February 2015
大統領が、場合によっては地上軍も展開させてくれ、と言うのに対して、議会はどう動くかなあというお話。
BBC UN Security Council targets Islamic State financing 13 February 2015
…しっかり叩き潰すためには、実力行使が必要でしょうけどね。ただまあ「The UN Security Council has adopted a resolution aimed at cracking down on trade with, and ransom payments to, Islamic State (IS) militants.」
はっきり、身代金支払いもダメよ、と国連・安全保障理事会が方針を確認するのはもちろんのことだろう。
さてふと思われたのは:
ジャーナリストや市民運動の一部にみられるISIL支持めいた言動に関連して気づいたこと。近代日本は改革に外圧を必要とする傾向があって特に1860~70年代と1940年代後半~50年代の2大改革はそれぞれ黒船とGHQなくしてありえなかった。
— 原田 実 (@gishigaku) 2015, 2月 14
1982年の歴史教科書問題(発端は新聞の誤報)では反自民の側が中韓の外圧を利用して成功したわけで以来、誤報でもかまわないから中韓の反発(特に歴史問題)を引き起こすようなニュースを流し、それで政府に圧力をかけるという手法がジャーナリズムや市民運動に定着。
— 原田 実 (@gishigaku) 2015, 2月 14
と言う件。
日本政府のあれこれを批判する際に国連がどうこう、というのが定番のひとつだったりするが、こうなるとほんとに、この文脈で「使える外圧」がなくなる。あとはISIL/ISISあたりの見解に寄り添うくらいしか思いつかない。なにしろ「The UN resolution was passed unanimously, another indication of how the international community has come together to target IS, said the BBC's Nick Bryant.」である。
読売新聞 独首相「人間にあれほど残酷なことが可能とは」 2015年02月04日 11時34分
「英国のキャメロン首相は3日、「イスラム国」がヨルダン軍パイロットを殺害したとする映像を投稿したことについて、「イスラム国の残忍なテロリストによる忌まわしい殺害を非難する」との声明を発表した」
「声明はその上で、「邪悪な過激派とその有害なイデオロギーを一掃するまで戦いをやめない」と強調し、イスラム国の掃討に向けて軍事作戦を強化する考えを示した」
「ドイツのメルケル首相は3日、ヨルダンのアブドラ国王への電報で、「人間にあれほど残酷なことが可能とは考えられない」と述べ、イスラム国を非難した」
…やっぱり世界の共通の敵、の位置づけですわね。
同僚と、最近はペシュメルガが世界の自由のための最前線の闘士扱いだなあとか隔世の感を抱いていたが:
BBC Turkey 'hits PKK targets in Iraq' 28 Dec 2008
メモの奥底にあった、トルコ空軍がイラク国内に進入してPKKを攻撃したという記事。この時期から、まだ4年ほどしか経っていないのである。
BBC African Union bars Guinea on coup 29 December 2008
同様に、メモの奥底にあった記事をここにメモ。末尾には「More than a third of the world's bauxite reserves are in Guinea, making it the second-largest producer internationally」なんて、あって、「ボーキサイトですって?!」と目を輝かせる赤城さんを幻視するくらいには私も腐っていて、なんというか世界の見え方って各個人の内的世界のあり方に相当部分依存するんだなあ、唯識ってそうなんだなあ、とか謎の思考をめぐらす夕べ。
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