空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

みたきじめも

2010-01-14 20:11:52 | Newsメモ
BBC Gunmen seize Britons in Nigeria oil city Port Harcourt Tuesday, 12 January 2010

 ここ暫く(大統領からの恩赦方針で)静かだったNiger Deltaで誘拐事件。護衛のNiger人1名が殺害され,Shellに勤める英国人3人,コロンビア人1人が誘拐される。運転手も撃たれた模様。犯行声明の類はまだない様子。

BBC Hutus 'killed Rwanda President Juvenal Habyarimana' Tuesday, 12 January 2010

 HutuのJuvenal Habyarimana大統領は1994年に暗殺された! 従来これはTutsiの反乱勢力のせいだといわれてきたが,実はHutuの一部分子の犯行だったのだよッ(キバヤシ)。フランスは現大統領Kagameの組織の犯行だと言ったがなッ! 

 …という調査報告が提出された模様。まあその,やる前から結果が分かる―大統領の見解に等しい―調査にどれほどの意味が,という気はするが,政府の正統性を主張する程度の意味合いはあるんではあろう。

BBC Jamaican 'hate-cleric' Abdullah al-Faisal back in Kenya 11 January 2010

 ジャマイカ生まれの(元キリスト教徒)イスラム説教師Abdullah al-Faisalがケニアから国外追放され,ガンビアに移送される途中ナイジェリアで入国拒否されてケニアに逆もどりしたとか。
 特に明白な犯罪を犯したわけでもないのに収監されるとかヒドイ!って主張のようですが,まーユダヤ人もヒンドゥーも西洋人もみんな殺しちまえと説教壇から語るよーな向きは流石にテロリスト名鑑に名を載せられても文句は言えないような。

 …自由の権利はどこまで護られるべきかという話にもなろーけど,うん,「理論」指導者だって責任負わねばなるまいなあ。えらく緩そうな理論ではありそうだがなあ。ローゼンベルクくらいに笑えるものであれば,多少興味がないでもないが。

BBC Guinea junta head Camara 'to recover in Burkina Faso' 13 January 2010

 Guineaのクーデター指導者Moussa Dadis Camara大尉はモロッコでの6週間の治療ののち,ブルキナファソに移動。飛行機から降りる際には手助けが必要だったとのこと。やはり銃撃の影響は相当のものがあった様子。なんで帰国せずブルキナファソなのかは不明。

 民主勢力的には「よし,そのまま戻ってくるな!」という意見の様子。なおKonate将軍は反対派に民政移行への交渉を始めたとか。国連西アフリカ特使曰く,「ボールはこちらのコートにある」。Konate将軍の行動にどのように応えるのか? Camara大尉不在のなか,事態は微妙に動きつつあるようですねー。


 …おかしい…今日は研究時間がもっととれるはずだったのに…(日記)。

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