なにしろ忍殺的ディストピアが微妙に未来に見えるような気さえするのである。
教育者としては、我が学生たちに、まあその、いろいろと…。
産経新聞 中高生の読解力ピンチ 文法分からず中学生43%が誤答 国立情報学研究所調査 2017.11.28 07:19
「主語と述語の関係といった「係り受け」など、文章の基本的な構造を理解できていない中高生が多くいるとみられることが、国立情報学研究所の新井紀子教授らの研究チームによる調査で分かった。新井教授は「読解力が不十分だと社会生活を送る上でも大きな影響が出る」と懸念している」
ここは総論なので、そうですか、と聞いておく。
「調査では、中高生に1カ月に読んだ本の数やスマートフォンの利用時間、1日の勉強時間など生活状況も尋ねたが、読解力との明らかな相関はみられなかった。一方、経済的に困難な家庭に学用品などを補助する就学援助を受けている子供の割合が多い学校の正答率が、相対的に低いことも分かった」
ここはイヤ気な情報で、家庭の収入の高さ・低さが子供の学力に相関してそうだよね、という意味に読める。まあそうだよなあ、体感的にも。とすると―
「新井教授は近年、人工知能(AI)の情報処理能力が大きく進歩していることに触れ「将来、仕事を奪われないようにするためにも、子供たちの読解力の底上げにつながる支援が必要だ」と話している」
…親が高収入だと子も高収入階層の仲間入りする率が高いと見込まれる(逆に親の収入が低いと子は階層上昇難しいっぽい)となる。
ここ数十年、延々と続いてきたことが進んでいくということであり(昔はエクセルなかったから、ひたすら計算する係が必要でした、しかしいまは…という具合)、個々の労働者・労働者候補生がすべきことも、基本的に方向性は変わらない、と読めそうだ。
…忍殺的ディストピアが展開しそうな気配もそれなりにある。
個々人としてはなんとかより多く食っていけるように作戦する一方、最低限の「パンとサーカス」で閑居する層と交わらないようゲーテッドシティ暮らしを望むことになりそう。
追加:
教育者としては、我が学生たちに、まあその、いろいろと…。
また新井紀子教授か...どうも新井教授は、「人工知能が人間を越える事も無く、人間の仕事を奪わない」という勘違いをしてそうだ中高生の読解力ピンチ 文法分からず中学生43%が誤答 国立情報学研究所調査 - 産経ニュースhttps://t.co/bktlY9RW3k
— orihime (@star_orihime) 2017年11月28日
産経新聞 中高生の読解力ピンチ 文法分からず中学生43%が誤答 国立情報学研究所調査 2017.11.28 07:19
「主語と述語の関係といった「係り受け」など、文章の基本的な構造を理解できていない中高生が多くいるとみられることが、国立情報学研究所の新井紀子教授らの研究チームによる調査で分かった。新井教授は「読解力が不十分だと社会生活を送る上でも大きな影響が出る」と懸念している」
ここは総論なので、そうですか、と聞いておく。
「調査では、中高生に1カ月に読んだ本の数やスマートフォンの利用時間、1日の勉強時間など生活状況も尋ねたが、読解力との明らかな相関はみられなかった。一方、経済的に困難な家庭に学用品などを補助する就学援助を受けている子供の割合が多い学校の正答率が、相対的に低いことも分かった」
ここはイヤ気な情報で、家庭の収入の高さ・低さが子供の学力に相関してそうだよね、という意味に読める。まあそうだよなあ、体感的にも。とすると―
「新井教授は近年、人工知能(AI)の情報処理能力が大きく進歩していることに触れ「将来、仕事を奪われないようにするためにも、子供たちの読解力の底上げにつながる支援が必要だ」と話している」
…親が高収入だと子も高収入階層の仲間入りする率が高いと見込まれる(逆に親の収入が低いと子は階層上昇難しいっぽい)となる。
どうせ将来は、ほぼ全ての仕事は人工知能やロボットに奪われるのだから、人類、皆ニート無職になって遊んで暮らせば良い。働かなくて何が悪い?中高生の読解力ピンチ 文法分からず中学生43%が誤答 国立情報学研究所調査 - 産経ニュースhttps://t.co/bktlY9RW3k
— orihime (@star_orihime) 2017年11月28日
いいえ。AIに意味・個別状況の理解・常識をつけさせる方法が、数理的に今のところ「ない」ので、仕事の半分はAIやロボットで代替されますが、上記のような能力がある人は労働市場でより有利になり、AIと差別化できる能力がない人は労働市場から退場させられます。つまり、格差が拡大します。 https://t.co/GzISEyVmBq
— norico arai (@noricoco) 2017年11月28日
ここ数十年、延々と続いてきたことが進んでいくということであり(昔はエクセルなかったから、ひたすら計算する係が必要でした、しかしいまは…という具合)、個々の労働者・労働者候補生がすべきことも、基本的に方向性は変わらない、と読めそうだ。
…忍殺的ディストピアが展開しそうな気配もそれなりにある。
個々人としてはなんとかより多く食っていけるように作戦する一方、最低限の「パンとサーカス」で閑居する層と交わらないようゲーテッドシティ暮らしを望むことになりそう。
追加:
「数理的に方法論がない」場合、残念ですが、予算をつけたり根性ではどうにもならなりません。
— norico arai (@noricoco) 2017年11月28日
ですので、汎用AIが登場してリセットされ全員がベーシックインカムになる、ということを信じるより、多くの方がAIと差別化できる能力を身に着け、労働に喜びを見出せるような教育を私は追求していきます。
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