空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

メスト・エジル:ポリコレ使徒様方のお楽しみのリンチ大会の結果(2)

2018-07-26 16:33:45 | ノート


 いやあ、アレはかなり賢明ですよね。かなり魂ふるわせる名文であるかと。



 ということで、なんらかの犠牲として消費されようということに気付いているからこそエジル氏は

これから話すことは、グリンデル会長のためではなく、あくまで自分が示したいから書くことだ。もう彼の無能さによる、スケープゴートになるのはこりごりだ」「でもドイツサッカー連盟のお偉いさんたちから、あんな扱われ方をされるなら、僕のトルコのルーツを軽蔑し、自分のエゴで僕を政治的に利用するなんて。もう十分だ。僕はそのためにサッカーしているわけでもないし、こんなことをすんなりと受け入れたりしない

 と述べているわけだ。「それは社会にとってとても危険なことだ」と―

kicker エジルからの言葉〜第3章:連盟会長を辛辣に批判、そして代表引退へ 2018年07月23日
関連:「ポリコレ使徒様方のお楽しみのリンチ大会の結果がこれだよ(2018-07-23)」





 二流政治家の生存戦略のために、どれほどの資源が浪費されているか―と思うと、まあ私としてはあまり好意的にはなれない。いやまあ、労働者としての生き残り戦略という観点からは合理的ではあるよな、とは思うが。

 なおオチ:



 日本と同じじゃねえか。


 追加


 私はこの見解に組したいが、同時に、こうまでのサッカー大英雄が政治・社会の闘争にそうまで入り込まなければならない状況をも悲しもう。サッカー選手はサッカーやればいいじゃないか。お笑い芸人はお笑いやるのが正しいんだ。これじゃエジル氏、スマイリーキクチコースじゃないか。ひどいよ。

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