土肥氏の友愛射撃

　どれだけ味方撃ちが好きなんだこの人たちは：

読売　民主・土肥氏「竹島の領有権主張中止」に署名　2011年3月9日21時17分 読売新聞

「土肥氏によると、２月２７日に「日韓キリスト教議員連盟」の日本側代表として訪韓した際、未来志向の日韓関係構築や、竹島に関する文言が盛り込まれた共同宣言文案を韓国側議員から渡され、署名した」

MSN産経　政権の「主権意識」の希薄さをまた露呈　野党は徹底追及　民主内紛にも新たな火種　2011.3.10 00:16

「菅直人首相と長年行動をともにしてきた民主党の土肥隆一衆院議員が、韓国で日本政府に竹島の領有権主張の中止を求めた問題は、民主党政権の主権意識の希薄さを改めて浮き彫りにした」

日経新聞　竹島巡る議員行動「遺憾」　首相、竹島問題で　2011/3/9 23:17

「土肥氏は首相を支える議員グループの幹部で、衆院政治倫理審査会の会長も務める」

　味方撃ちならfriendly fire。だがここまで来ると，どーもfriendlyと言えるかどうか。なんかこれ，菅首相を政治的に死なそうと（しかも致命傷ぎりぎりすれすれ，心臓直撃まであと0.01mmみたいなところを）狙ってるっぽいほどの感じ。

　でもたぶん，素だな。

　心の思いのしからしむところに従った，彼にとっては天然自然の性に従った結果なんだろう，彼にとっては。

　そんなわけでこの場合friendly fireにふさわしい訳をひとつ考えてみれば，これはやはり「友愛射撃」とするべきだろう。直訳。すばらしい。

　心からの親愛の情を込めて為になるように軽やかに銃撃，弾丸は微妙なカーブを描いて対象を直撃，苦痛を可能な限り延長・増大させるように不規則に体内を抉りつづける。一切害意はないにも関わらず，仇敵さえも『いくらなんでもお前そりゃねえよ』とどん引きするよーな苦痛を与えまくる。

　…大丈夫でしょうか菅首相。そろそろ脳溢血か心臓発作で倒れてもおかしくない気がします。