BBC Jair Bolsonaro: Far-right candidate wins Brazil poll 29 Oct 2018
Bolsonaroがブラジル大統領選を二位に10%以上の差をつけて勝利。
「The election campaign has been deeply divisive. Each camp argued that victory for the other could destroy Brazil.」
とまあ、これは言葉の表面上は日本とも共通だが―アベ政治を許さないとか、アベは日本を破壊するとかアベが勝つと民主主義が終わるとか―、ブラジルの場合は、見えてる事象を数件ならべるだけで相当の危機状態であることが推察される。
わかんねえとかいってるおめーは新聞でも見ろ、外電だぞ。レイバーネットは楽しむものであって、主たるソースにするもんじゃないんだ、わかったか、という投げやりな気持ちの私。
「Mr Bolsonaro's victory constitutes a markedly rightwards swing in the largest democracy in Latin America, which was governed by the left-wing Workers' Party for 13 years between 2003 and 2016.」
でまあ、そこらで「これでブラジルは終わりだ」とかゆー連中がいるなら「ははあ、13年間の成果は一発の選挙で吹き飛ぶような程度だったわけですか、君らの努力の質・量が測られますなあ」とかいうことになろう。脆弱でないからこそ、その”危険な右翼”だってしっかり選挙戦を戦わざるを得なかったわけなんだから:
「He said his government would be a "defender of democracy and the constitution".」
反対派がすべきことは、しっかとした信頼回復のための地道な仕事だ。
「Meanwhile, Mr Haddad's supporters were in a sombre mood.
"I'm surprised Brazilians would vote for hate, for guns," a tearful Flavia Castelhanos in Sao Paulo told AFP.」
「ブラジル人が憎悪と銃のために投票するなんて、驚きだよねえ」だなんて嫌味を言っている暇はないのではなかろうか。少なくともBolsonaroは”銃”を―つまり暴力騒擾自体を総体としては減らすよう行動すると宣言している。そのこと自体はBolsonaroがどうだろうと方向性としては正しい、はずだ。まあドゥテルテ式になりそうでダメだというのもそのとおりなのだが。米国の政府開拓時代かよ、という突っ込みもあろうし。
しかし何にせよ、彼への負託はまずもって
「One of his flagship campaign promises was to increase security for Brazilian citizens. He has portrayed himself as a hardliner who will restore safety to Brazil's streets.」
ここにあるはずであり、これを無視するようなアレなら早晩、政治的な立場は悪化する。
この点では安倍総理を想起してもよい。彼は、今しも憲法改定を言い出して無理やり九条を変えようとする反動政治家だ―といわれ続けてもう5年くらい。まだ発議もできてないのではなかったか。憲法改定問題だけが彼の本来の希望だというなら、そこそこの基盤を形成するために、彼は延々と経済政策等々に注力することができた粘り腰の熟練政治家ということになるが、反対派はその理解でよろしいか。Bolsonaroはさて、どんなタイプの政治をするものか。
しかしまあ
「He has suggested that Brazil could pull out of the 2015 Paris Agreement on climate change, arguing that its requirements compromise Brazil's sovereignty over the Amazon region.」
アクアリウムとかへの興味を持つ者としては、この方向性はいやだなあとか。まあその、そんなに急速に改悪できるほど、国家指導者職はヒマなものじゃあないだろうけど。
Bolsonaroがブラジル大統領選を二位に10%以上の差をつけて勝利。
「The election campaign has been deeply divisive. Each camp argued that victory for the other could destroy Brazil.」
とまあ、これは言葉の表面上は日本とも共通だが―アベ政治を許さないとか、アベは日本を破壊するとかアベが勝つと民主主義が終わるとか―、ブラジルの場合は、見えてる事象を数件ならべるだけで相当の危機状態であることが推察される。
わかんねえとかいってるおめーは新聞でも見ろ、外電だぞ。レイバーネットは楽しむものであって、主たるソースにするもんじゃないんだ、わかったか、という投げやりな気持ちの私。
「Mr Bolsonaro's victory constitutes a markedly rightwards swing in the largest democracy in Latin America, which was governed by the left-wing Workers' Party for 13 years between 2003 and 2016.」
でまあ、そこらで「これでブラジルは終わりだ」とかゆー連中がいるなら「ははあ、13年間の成果は一発の選挙で吹き飛ぶような程度だったわけですか、君らの努力の質・量が測られますなあ」とかいうことになろう。脆弱でないからこそ、その”危険な右翼”だってしっかり選挙戦を戦わざるを得なかったわけなんだから:
「He said his government would be a "defender of democracy and the constitution".」
反対派がすべきことは、しっかとした信頼回復のための地道な仕事だ。
「Meanwhile, Mr Haddad's supporters were in a sombre mood.
"I'm surprised Brazilians would vote for hate, for guns," a tearful Flavia Castelhanos in Sao Paulo told AFP.」
「ブラジル人が憎悪と銃のために投票するなんて、驚きだよねえ」だなんて嫌味を言っている暇はないのではなかろうか。少なくともBolsonaroは”銃”を―つまり暴力騒擾自体を総体としては減らすよう行動すると宣言している。そのこと自体はBolsonaroがどうだろうと方向性としては正しい、はずだ。まあドゥテルテ式になりそうでダメだというのもそのとおりなのだが。米国の政府開拓時代かよ、という突っ込みもあろうし。
しかし何にせよ、彼への負託はまずもって
「One of his flagship campaign promises was to increase security for Brazilian citizens. He has portrayed himself as a hardliner who will restore safety to Brazil's streets.」
ここにあるはずであり、これを無視するようなアレなら早晩、政治的な立場は悪化する。
この点では安倍総理を想起してもよい。彼は、今しも憲法改定を言い出して無理やり九条を変えようとする反動政治家だ―といわれ続けてもう5年くらい。まだ発議もできてないのではなかったか。憲法改定問題だけが彼の本来の希望だというなら、そこそこの基盤を形成するために、彼は延々と経済政策等々に注力することができた粘り腰の熟練政治家ということになるが、反対派はその理解でよろしいか。Bolsonaroはさて、どんなタイプの政治をするものか。
しかしまあ
「He has suggested that Brazil could pull out of the 2015 Paris Agreement on climate change, arguing that its requirements compromise Brazil's sovereignty over the Amazon region.」
アクアリウムとかへの興味を持つ者としては、この方向性はいやだなあとか。まあその、そんなに急速に改悪できるほど、国家指導者職はヒマなものじゃあないだろうけど。
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