まずは昨日の記事:
BBC Mali conflict: French and Malian troops move on Timbuktu 27 January 2013
フランス主導の連合軍は,土曜日にはGaoを奪取し,Timbuktuへ向けて進撃中。Timbuktuではさほど抵抗を受けない見込みと。この同時期,AUはエチオピア・Adis Ababaで会合。マリへのさらなる派兵について打ち合わせをしている。フランスは”我々が,同僚の国を守るためにはるか昔にすべきであったこと”をしているのである!
アフリカ諸国はフランス軍・マリ軍支援のために5,700の兵を用意するというが,まあどこまでできるかはなぞ。なおEUは50mユーロを軍支援に提供するつもり。開発援助には250mユーロ。
Gaoでは特別部隊が夜間に作戦。空港と,南部につながる橋とを奪取。反乱勢力の多くは砂漠に逃げ去った様子,ただし彼らを追撃するのは大変困難であろうという。
フランスはKidalを爆撃もし,AFPが聞きつけた軍からの情報によれば,Ansar Dineの指導者宅が破壊されたという。彼らの作戦名は「Serval」。総計3700名を動員し,うち2500名はマリで作戦している。
BBC Mali conflict: In Pictures
BBC Mali crisis: French-led troops 'take Timbuktu airport' 28 January 2013 Last updated at 11:57 GMT
Timbuktuとの電話連絡が途絶して,情報は取りにくくなっている模様。
とはいえ,フランス軍がTimbuktuの空港を確保したとか。
しかし―「The troops encountered no resistance as they headed towards the city, where a building housing ancient manuscripts has reportedly been set on fire」だそうでして,
―その話が本当なら,中世以来の偉大なイスラム学術の成果の結構な部分が永久に喪なわれたかと思われる。いやコピーがどこかにあればいいけど,それも保障の限りじゃないだろう(私は素人だから写本事情はわからんが)。
Timbuktu攻勢にはフランス軍1000名,マリ軍200名が参加し,航空機の支援を受けた由。
とりあえず,Gaoではフランス軍(+マリ軍)は解放者として歓迎された由。
また,Timbuktuでは,「Timbuktu Mayor Halle Ousmane Cisse, currently in Bamako, told the BBC that he had very credible accounts of Islamist militants burning ancient manuscripts that have been kept in the desert city for centuries」だそうであります。
なんでも南アフリカの人たちがつくってくれた研究所が,四日ほど前に放火された様子:「"The rebels set fire to the newly-constructed Ahmed Baba Institute built by the South Africans... this happened four days ago," he is quoted by Reuters news agency as saying」
公務員の住宅が焼かれたり,フランス軍が来るって言うので喜んだ若者が殺害されたりもしたそうですが,文化財破壊はいかにも不味い。まあそりゃあ,大抵の軍隊なら解放軍扱いになろうなあと言う様ではある。
なおフランス軍の次の目標はKidalだそう。あそこはAnsar Dineの世俗派分派の指導者出身地だが,この様子ですと,『まずは殴って地べたに這いつくばらせるの。それで息をしてたら話を聞いてあげてもいいの』って感じの残酷なのは戦争状態でしょうか。
BBC Mali conflict: French and Malian troops move on Timbuktu 27 January 2013
フランス主導の連合軍は,土曜日にはGaoを奪取し,Timbuktuへ向けて進撃中。Timbuktuではさほど抵抗を受けない見込みと。この同時期,AUはエチオピア・Adis Ababaで会合。マリへのさらなる派兵について打ち合わせをしている。フランスは”我々が,同僚の国を守るためにはるか昔にすべきであったこと”をしているのである!
アフリカ諸国はフランス軍・マリ軍支援のために5,700の兵を用意するというが,まあどこまでできるかはなぞ。なおEUは50mユーロを軍支援に提供するつもり。開発援助には250mユーロ。
Gaoでは特別部隊が夜間に作戦。空港と,南部につながる橋とを奪取。反乱勢力の多くは砂漠に逃げ去った様子,ただし彼らを追撃するのは大変困難であろうという。
フランスはKidalを爆撃もし,AFPが聞きつけた軍からの情報によれば,Ansar Dineの指導者宅が破壊されたという。彼らの作戦名は「Serval」。総計3700名を動員し,うち2500名はマリで作戦している。
BBC Mali conflict: In Pictures
BBC Mali crisis: French-led troops 'take Timbuktu airport' 28 January 2013 Last updated at 11:57 GMT
Timbuktuとの電話連絡が途絶して,情報は取りにくくなっている模様。
とはいえ,フランス軍がTimbuktuの空港を確保したとか。
しかし―「The troops encountered no resistance as they headed towards the city, where a building housing ancient manuscripts has reportedly been set on fire」だそうでして,
―その話が本当なら,中世以来の偉大なイスラム学術の成果の結構な部分が永久に喪なわれたかと思われる。いやコピーがどこかにあればいいけど,それも保障の限りじゃないだろう(私は素人だから写本事情はわからんが)。
Timbuktu攻勢にはフランス軍1000名,マリ軍200名が参加し,航空機の支援を受けた由。
とりあえず,Gaoではフランス軍(+マリ軍)は解放者として歓迎された由。
また,Timbuktuでは,「Timbuktu Mayor Halle Ousmane Cisse, currently in Bamako, told the BBC that he had very credible accounts of Islamist militants burning ancient manuscripts that have been kept in the desert city for centuries」だそうであります。
なんでも南アフリカの人たちがつくってくれた研究所が,四日ほど前に放火された様子:「"The rebels set fire to the newly-constructed Ahmed Baba Institute built by the South Africans... this happened four days ago," he is quoted by Reuters news agency as saying」
公務員の住宅が焼かれたり,フランス軍が来るって言うので喜んだ若者が殺害されたりもしたそうですが,文化財破壊はいかにも不味い。まあそりゃあ,大抵の軍隊なら解放軍扱いになろうなあと言う様ではある。
なおフランス軍の次の目標はKidalだそう。あそこはAnsar Dineの世俗派分派の指導者出身地だが,この様子ですと,『まずは殴って地べたに這いつくばらせるの。それで息をしてたら話を聞いてあげてもいいの』って感じの残酷なのは戦争状態でしょうか。
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