大学教員は常識のない左翼が圧倒的に多いので、彼らが科研費の審査員も受給者も独占することになる。人文社会系の科研費は全廃するのが、予見しうる将来、税の浪費悪用を防ぐ唯一の道だろう。 https://t.co/IF0IRtfN7s
— 島田洋一 (@ProfShimada) 2018年5月7日
科研費すらとれない大学教員登場といった感じか。まあ「学術研究」してないし。https://t.co/jCwm9m5q6b
— umedam (@umedam) 2018年5月8日
自分が科研獲ってから言えば良いのに。
— 増田の准教授 (@ProfMasuda) 2018年5月8日
…うん…まあ、科研費は「とって当然」という扱いを受けるから…。
当然、採択率は応募総数に対して20-30%程度で、連続して取れるひとはさほどおらず、いれば賞賛される・尊敬される。確率的にそういうひとは滅多にいない―いればそれはこの業界の”上流階層”である。
とはいえ、たまに採用される程度ならまあ、並の人でもできるでしょー?という圧はあり、そういう圧にさらされすぎて心が折れてしまったひとなどはいるだろう。
私をひたすらさける、会議で私が近くに座るとわざわざ席を移動するご老体がいたりする。これは、私が異臭をはなっているとかいうわけではないはずなのだ。
福井県立大の島田洋一教授は「拉致問題の研究で申請したが、審査に落ちた。文科省から書類の書き方が正しくないと説明があり、研究の内容で落とされたということではないというが」https://t.co/UJpT1rgR5Z
— 須藤玲司 (@LazyWorkz) 2018年5月17日
素直に読めば、反日とか関係なく、島田教授の事務能力の問題ってことになっちゃうんじゃ…
「文科省から書類の書き方が正しくないと説明があり」これは(最近10年ほどの話なら)「審査結果の開示」によるわけだ。中身は審査員(もちろん、同僚研究者のだれかだ―日本全国のどこかの)のコメントである。
誰ぞが、『ほんとに文科省から説明されたなら、よほどの不正じゃないか』云々とか書いていたように見たが、そもそも科研費のことをろくろく知らず、業務で出せといわれて出したらやっぱり落ちた、という程度の話だろう。そもそももとじめは学術振興会だろうし。
だから、おそらく、まじめに字句どおりに読む必要はない。それなりに忖度しておけばよい。要は”うえからのおことば”なのだろう。審査結果の開示について不正確に証言しているだけなのだ―と理解するのが楽だろう。
…いやだって、リアルに文科省からの言葉があったとしたら、かなりの越権行為・不正行為がこの人のためになされたということになり、相当の便宜を図っていただいたということになるのだ…。
…中身が読むに耐えない場合、『書類の書き方がなっていない』―必要な項目を書いていない、と言う感じで、できれば申請者のこころをささくれ立たせないような曖昧な言葉を選ぶかなあ、と思う…。
なお「大学教員は常識のない左翼が圧倒的に多い」などとあるが、私について言えば、学部生時代に先輩から「迷いのない左翼」と評されたレベルで自由主義者だが、最近の「常識のない左翼」からは圧倒的に嫌われているので(もちろん最近の常識のない右翼にも嫌われる)、愚かな左翼に一面的に支配されているという見方はあたらないだろう。私はそこそこもらえてる。しかも有力といえるレベルで。
というかですな、申し訳ないが島田洋一氏は、同僚からは学者とは見做されてないのではないかという疑いも多少―起こりえる。というのも:
Cinii 島田 洋一
「アメリカの深層(特別版)中国は?中東は? どうなるアメリカ外交政策 (総力特集 トランプ大統領)
島田 洋一
正論 (542), 66-69, 2017-01」
中略
「アメリカの深層(特別版)独裁者が主役づら、国連に未来なし (特集 「南京」と堕ちたユネスコ・国連)
島田 洋一
正論 (529), 152-157, 2015-12」
…マスコミ向けの、たとえば最近売り出し中の三浦氏のようなタイプに近い、一般雑誌に続々とあおり気味の記事を書き連ねていくパターン―と言う具合に。だから彼が「ウムこれは研究業績である!」とリストにあげたら、「…でもこれ風呂場の焚き付けだよな」という評価をくらったとか。
またこうした場合、『うん、君は商業で儲けてるだろ? だから、もっと切実に研究費を必要としている基礎系に譲りたまえよ―なにしろ科研費というのは「基盤」を形成するためにあるんだし』という見解からそれなりの点数をつけるひともいる。
まあ、真面目に仕事するのが一番ですよ。
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