TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

究極の軽キャンピング

2014年02月01日 | 


たいそうなタイトルで申し訳ありません。
普通の軽ワンボックス(アトレー)を、山登りの前後で車中泊できるように最低限度の改造をしただけです。
いや、改造というほどでもございません。
後部座席を折りたたんだときにできる段差をなくし、熟睡できるように段ボールで窓の目隠しを作っただけです。

今ブームの軽キャンピング車とは雲泥の差ですが,私にはこれで十分です。究極のお金をかけない山登り用軽キャンピングカーです。
一昨年はこれで,大崩山の遠征を2回と傾山に登りました。
1回目に大崩山に行ったときは、何も手を加えずそのまま車中泊をしたのですが、シートのわずかな段差が気になりました。
少しの段差でしたが,寝ていて気になり何度か目が覚めました。
そこで、熟睡できるようにと木材とわずかな板で段差を解消しました。
それに銀マットを敷いてフラットなベッドの完成を完成させました。


ずれないように、100円ショップの滑り止めを組み合わせています。

ぴったりフルフラット!



ふだんは板の上に市販のフロアマットを敷いた状態です。

銀マットを敷いてベッドの完成。

枕とシュラフ。

実際はこんな感じで、さらにシュラフマット(オレンジ色)も使い寝ます。これは大崩山に行ったときです。
ついでに、この日の晩ご飯。時間がなかったので、途中のスーパーでお弁当を買いました。


狭い軽の車内ですが、夏の山小屋の思いをすれば一人には十分過ぎる広さです。
また、テントとちがい雨の場合の心配がいりません。
雨の中で、濡れたテントの撤収をしなくていいので助かっています。
まさに、移動するテントです。


次に、カーテン代わりの段ボールです。
これは、窓の型に合わせて段ボールを切っただけのもですが、プライバシーの保護と結露の防止に役立っています。
段ボールには吸湿性と断熱性があるからです。






平成11年式のマニュアル車ですが、バリバリの現役で、私の山のパートナーです。
次の写真は、傾山への最短アプローチである黒仁田林道(悪路中の悪路)を登り切ったときの1枚です。
林道終点の黒仁田からは九折越まで35分、さらに1時間ちょっとで傾山頂です。



未明の道の駅で、朝食を作っているところです。
基本的に山の道具を持っているので、キッチンは不要です。
フラットな就寝スペースさえあればそれで十分です。
私にとってこれが究極の軽キャンピングカーであり、移動する登山基地です。






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