TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

ある風景

2014年08月02日 | 山にまつわる話
以前、山の行き帰りに目にした風景です。








山を削って、太陽光発電の施設に変える建設現場です。

エネルギー問題に言及するつもりはありません。
それぞれの考え方があり、それぞれの生活がかかっているからです。
それまで山だったところの木が伐採され、切り拓かれているのを見て、
「酋長シアトルからのメッセージ」という絵本のある場面を思い出しました。

白人に土地を追われたインディアン達が、白人が切り拓いた禿げ山を見て呆然と立ち尽くしている場面です。

この本は、19世紀アメリカの西部開拓時代の話で、インディアンの酋長シアトルが、自分たちが住んでいた土地を白人に渡さなければならなくなったときに訴えた、「どうかあなた達もこの土地を愛してください」というメッセージを元につくられた絵本です。

酋長シアトルのメッセージの一文を紹介します。


   「われらは、知っている 
     大地はわれらのものでなく
       われらが大地のものであることを」


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