TENZANBOKKA78

アウトドアライフを中心に近況や、時には「天山歩荷」の頃の懐かしい思い出を、写真とともに気ままに綴っています。

虫たちの楽園Ⅱ

2020年09月15日 | 畑・園芸・工芸・片付け
「虫たちの楽園」は先日もアップしましたが、あの時はまだ人と虫との共存といった感じでした。ところが、今はちがいます。イチジクの木は虫たちに完全に乗っ取られ、どうにも手に負えない状態になっています。







アシナガバチまでならまだ何とかなるのですが…
問題はコイツです。


スズメバチです!


こうしてカメラを向けるだけで


おお恐~っ! 目で威嚇してきます。
「これは私が育てたイチジクです」と説明したところで話の分かる相手ではありません。


数年前、スズメバチの大群に襲われ刺されて以来、私はスズメバチ恐怖症になりました。
あの時3箇所も刺されたことで、私の体内には抗体ができていています。今度刺されるとアナフィラキシーショックと言われる過剰反応を起こしかねないのです。
そのこともあって、スズメバチがいると恐くて近づけません。



遠巻きに観察していると、虫の中にも序列があることが分かりました。
わが物顔でのさばっているのはスズメバチです。
アシナガバチはスズメバチが来るとすぐに飛び立ってスズメバチに熟れた実を譲ります。
同じ実にカナブンとスズメバチが一緒にいることはありますが、カナブンがじゃまなときには体当たり一発でカナブンを蹴落とします。






イチジクもほぼ終わりなのですが、熟れすぎた実は除去してやった方が木の為にいいかなと思うのですが、虫たちに占拠されて近づけないのです。








裏の畑一面に熟れたイチジクの甘い香りが漂っています。
その匂いに誘われてたくさんの虫がやってきます。
わが家のイチジク園は虫たちの桃源郷と化しています。
心優しい畑の主は、残りの実を虫たちに分け与えることにしたのでした。
- おしまい -


コメント    この記事についてブログを書く
« 大雨の爪痕 上山の登山道 | トップ | 平戸・生月へ »

コメントを投稿

畑・園芸・工芸・片付け」カテゴリの最新記事