ロードバイクで走って読んでアウトドア

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鶴ヶ島運動公園 紅葉を楽しみながら1時間走!!

2010年11月20日 23時48分56秒 | ジョギング
土曜日の朝、日曜日のテニスコートの予約のため、午前中は
やぼようを済ませるため使う。
午後、となりの街から用を済ませ帰った。
先週に続きまたまた中途半間な時間。今週もジョギングで
走ってしまいました。

ジョギングをするには、自宅周辺の紅葉の深みもましている
のでジョギングで走りながら景色を楽しむのがいい季節です。

子供をテニススクールに送った後、鶴ヶ島運動公園を1時間
ほど走りました。
案の定、紅葉が綺麗でイチョウの並木が黄色に色づき綺麗
でした。

落ち葉が黄色であったり、赤であったり、普通だとなかなか
味わえないう場面が視覚に訴えます。

冬に近づくとジョギングが走りやすくなるので、体力、健康を
維持するためにに、走り続けていきたいと思います。

走行時間 61分

やはり1時間を越えると足に少しダメージがありました。

極点飛行 を読んだ。面白い冒険小説でした。

2010年11月20日 23時12分53秒 | 読書評
極点飛行 (光文社文庫)
笹本 稜平
光文社


極点飛行を読みました。

笹本 稜平氏の作品は、初めて読みましたが面白い冒険小説でした。
緊張感の続く場面の連続で描写も適度な醍醐味にあふれてて、安心しながら
も面白く読み進むことができます。

ロケーションは、南極大陸。白銀と氷の世界で事件の起きている場面も
白のイメージが先行して、個人的には好きな情景を描きながら読めるので
それが意外に心地よかったです。

主人公の彬は、国内線パイロットであったが、事故の責任で退職。
国内でパイロットへの復帰を目指すも、うまくいかず荒んだ時を
経て、南極の運輸会社で雇われパイロットになる。

荒んだ時間を過ごしている割には、この物語の主人公は他の小説と
比較すると幾分クリーンさが印象付けられる。

南極大陸にチリ政府の基地を買い上げ、ビジネスを広めるその地域の
主のようなアイスマン。その姪のナオミ。用心棒のエストラーダと
彬の周りを固めるキャラクターも個性と役割が明確に書かれ、物語
の脇をしっかりと固める。

ナチスドイツが終戦前に金鉱を発見し、その巨大な埋蔵量から金の力
でナチスドイツの復活を企てる。ドイツ敗戦になりその計画が流れる
とともに金鉱もふさがれ、金鉱そのものが伝説となる。

彬のいる現代で、この金鉱を掘り起こすために、旧ナチスの復興を企てる
ネオナチ、金鉱を狙うチリの旧体制の軍人、そこにアメリカのCIAも関わって
いるようなフライングもストーリーの面白みを増す。

最後は、反体制の逆賊にまで追い込まれそうになる状況に陥るが、正確な
情報をインターネットを通して配信し、最後は逆転となる。

パイロットである彬が銃を持ち敵と戦い、それを見守るエストラーダの
頼もしさが、ストーリー全般に行き渡る。しかし彬のエネルギーの源は
ナオミであり、この恋の複線はしつこさが無く、適度な按配で物語に
塗されている。

面白みを強めるのが、テロリスト的な相手の攻防だけでなく、南極という
ロケーションと主人公彬が飛行機を飛ばすシーンが多く、飛行機の操縦
と飛行そのものの危機などもあって、ストーリーの矛先がいろいろな場面
へと影響しあっているなという印象。

自分としては、数々の危機の繰り返しが面白く、そういう意味では
他冒険小説と遜色なく楽しく読めました。

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