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ビジョナリーカンパニーを読んだ。 ○ 期待していた本なのですが意外に普通の本。

2012年06月13日 04時19分15秒 | 読書評
ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
ジェームズ・C. コリンズ,ジェリー・I. ポラス
日経BP社

ビジョナリーカンパニー ビジネス書の定番として、いつの時代も
読まれている本で期待して読んだが、それほど強い印象と共感が
残らなかった。

端的に、良い企業、生き生きした企業や職環境とは、こういうものだと
いう内容は、個人的には理解している気になっているからかもしれない。

1994年に書かれた本なので、これに影響された他のビジネス書の
作家が、類似するようなものを書いているからかもしれない。

企業のもつ、基本理念は、企業のすみずみに浸透して、真なる
ところから、その理念に共感し、実業に反映して、常に改善して
その企業の進歩が進み続けることができる企業がビジョナリー
カンパニーとして捉える。

企業の事業推進には、強烈な理念、押し付けの理念ではなく
真に共感できる理念に即し、猛烈に仕事をする。新しい
事業や取り組みについてもトップが、押さえ付けることだけけ
に注力せず、組織の一員から能動的に発動し、部門、会社へ
展開できる。

実務者は、現状の事業からそれを踏襲するばかりでなく、実際
に試してみて、新しい事業、技術、製品の発展に責任をおう。
自由闊達な仕事の進め方に対し、必ず実現できるよう強い意志
をもって取り組む。
そんなエネルギーの循環を長期的に改善、進歩させる文化が
引き継がれていくものが、ビジョナリーカンパニーとしている。

その部分って、個人的には違和感ないが、概して普通に取り組む
内容だと思えてしまう。

IBM、HP、ジョンソン&ジョンソン、ソニーなど特にジョブズのような
カリスマのいなかった企業。これが幾多の苦難を乗り越え、企業文化
を企業全体が理念をもとに踏襲していく文化が根付いているビジョナリー
カンパニーとして紹介している。
個人的な印象としては、社員のことを考慮して仕事を進める企業のような
説明の仕方には違和感があった。
今となっては、各企業ともそれぞれに問題をかかえ、そのような企業と
捉えずらい側面が見え隠れしているので。

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