車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

沼津市明治史料館 in 静岡県沼津市

2018年10月13日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・静岡県

沼津市西熊堂の国道1号線沿いに、赤いレンガづくりの歴史的建築を思わせる四階建ての「沼津市明治史料館」。別名『江原素六(えばら そろく)記念館』とも呼ばれています。

館内には、郷土の偉人『江原素六』や、静岡徳川藩の「藩校:沼津兵学校」の資料などを展示。 また、沼津市の歴史に関する史料を収集・保存し、調査・研究の結果も展示・公開されています。

天保13年に幕府御家人の嫡子として武蔵国角筈に生まれた『江原 素六』。(彼に関しての詳細は、ネットなどで詳しく紹介されているので、そちらを参照して下さい。)資料館の敷地内に建立された胸像は、貴族院勅選議員時代と思われる『江原素六:氏』。

後に沼津に移住した彼は、旧幕臣の子弟教育のため沼津兵学校などの設立に尽力。 資料館の玄関前一画には沼津兵学校の門柱が保存され、往時を忍ばせています。

もう一つ、沼津の歴史を語る上で忘れてはならないものが、狩野川に隣接した水野藩五万石の『沼津城』。城址である本丸跡は現在中央公園として整備され『沼津城本丸址』の碑があるのみ。当時の面影を残すものは何も残されてていません。わずかに・・沼津城の堀の「石垣」として使われていた二つの安山岩石のみが、往時を物語ります。

門か何かを思わせる建造物は、一見すると車寄せのようにも見えますが、正体は不明。おそらく何某かの歴史に関わる物であろうと思うのですが・・

謎の建造物の横には、何時頃のものか分らないほどすっかり錆付いた古い井戸のポンプ。元々この場所にあったものなのか、資料館として整備された時に置かれたものなのか・・やっぱり不明(-_-;)。

最後は、資料館の裏で見つけた句碑。崩し文字の上に達筆すぎて、作者も句の内容も読み取れません。一応色々と検索したのですが、判読できた句の一部で探しても、まるでヒットしません。こういうのは非常に消化に悪い(^^;)

訪問日:2016年12月9日

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする