車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

廣瀬(ひろせ)神社 in 静岡県伊豆の国市(旧大仁町)

2018年10月20日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・静岡県

伊豆の国市田京(旧大仁町)に鎮座される式内社「廣瀬(ひろせ)神社」。御祭神は『三島大神』の后『三嶋溝杙姫命(みしまみぞくいひめのみこと)』

「創祀年代は不詳。延喜式内社であり、神階帳従一位広瀬の明神という。祭神は、溝樴姫命外二神。見目神社・龍爪神社など八社を合祀、祖霊社を祀っている。田方 一の大社である。社伝によれば、三島大社はその昔下田の白浜からこの地に移り、後に三島に遷祀したという。天正十八年(1591)豊臣秀吉による韮山城 (北条氏)攻めの際兵火に遭い社殿ことごとく焼失している。慶長元年(1596)に再建、江戸 時代には深沢明神として崇敬された。明治二十八 年(1895)より広瀬と改称。明治三十二年県社に昇格」境内案内より

一の鳥居左右より神域を守護されるのは、阿吽ともに玉取の江戸流れ狛犬さん一対。鳥居と同じ材質、同じような新しさ。もしかしたら同時期の奉納かもしれません。

神橋を経て二の鳥居。

正面に入母屋造の大きな拝殿

社殿の後方に奉られる「祖霊社」

境内の奥に大切に保存されている長方形の石は、初代:神橋の一部。神域の一角で余生を過ごされています。

先代の神橋を守護されるのは、良い感じに時代を重ねた玉取り江戸流れの狛犬さん一対。台座には「昭和十一年十一月建設 横須賀市深田町 廣田 友平」の刻。

鳥居の左右で神域を守護されていた狛犬さん、もしかしたらこの狛犬さんがモデルなのかもしれませんね。

境内の一画に奉納されていた石製の「御神馬像」。石で刻まれた神馬というのは、なんでだか青銅の神馬とは全く異なった不思議な雰囲気を持っています。

屋根付の立派な土俵。祭礼時には奉納相撲が催されるのかも

樹高・30m、目通り幹囲・5.8m 樹齢2500年と言われる御神木の「大楠」。

参拝日:2011年11月

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御神名一口メモ

『三嶋溝杙姫命(みしまみぞくいひめのみこと)=玉櫛姫』、『三島大神(事代主神)』の妻で、神武天皇の皇后「媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)」の母神。

 

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