旧三原郡三原町(みはらちょう)は兵庫県淡路島の南部に位置した町です。洲本市、三原郡緑町・西淡町・南淡町に隣接。島内一肥沃で広大な穀倉三原平野の大部分を有し、冬場でも玉葱、レタス、白菜、キャベツなどの水田多毛作体系が確立。「古事記」や「日本書紀」にも記される国生み神話の「おのころ島」が存在し、日本で最も古い地とされ、また大和朝廷の時代には、御饌都国(みけつくに)として、朝廷に食料を献上していました。町域には淡路国府、国分寺塔跡(史跡)などがあり、古くから淡路の中心として栄え、更に淡路人形浄瑠璃発祥の地としても知られています。「町の木:黒松」「町の花:ツツジ」を制定。
旧キャッチフレーズは「雄都三原・恵みの大地と生命輝くやさしいまち」
明治22年(1889)、町村制の施行により、三原郡榎列(えなみ)村・八木村・市村・神代村・倭文村が発足。
1955年、榎列村、八木村、市村、神代村が合併して三原郡三原町が発足。
1957年、三原郡倭文村大字倭文委文組・倭文流組・高道高組を編入。
1957年、三原郡倭文村大字高道神道組の一部を編入。
1957年、三原郡西淡町大字志知佐礼尾・志知松本・志知難波・志知中島を編入。
2005年、三原郡緑町・西淡町・南淡町と合併、南あわじ市となりました。
マンホールには大きく描いた町章の中に「町の花:ツツジ」、外周に「町の木:黒松」がデザインされています。
昭和38年(1963)8月1日制定の町章は「頭文字の「三」と、大きな輪で町民の大同団結を表しています。」
撮影日:2010年9月18日