旧津名郡一宮町(いちのみやちょう)は淡路島西海岸のほぼ中央部に位置した町です。津名町・北淡町・五色町に隣接。三方を山に囲まれた扇状の丘陵と平地で構成。 山林が約4割を占め、平地が少なく傾斜地が約8割を占めています。町名は淡路国一ノ宮・伊弉諾神宮に由来。国生み神話に登場する伊邪那岐・伊邪那美の尊を祭神とした兵庫県下唯一の神宮として、また一宮町の線香は、150有余年の歴史を持ち、生産高は日本一で、「かおり風景100選」に選定されています。町域には尾崎、多賀の浜、江井、明神などの海水浴場、アドベンチャープレイパーク山王などのキャンプ場、淡路香りの公園、パルシェ淡路香りの館があり、多くの観光名所を有します。「町の木:ウバメガシ」「町の花:菊」を制定。
旧キャッチフレーズは「香りと国生みのまち」
明治22年(1889)、町村制の施行により、津名郡江井村・郡家村・尾崎村・多賀村・山田村が発足。
1923年、江井村、郡家村が町制を施行、津名郡江井町、郡家町となる。
1955年、江井町、郡家町、尾崎村、多賀村が合併、津名郡一宮町が発足。
1956年、津名郡山田村を編入。
2005年、津名郡 淡路町・津名町・東浦町・北淡町と合併、淡路市となりました。
マンホールには「町の花:菊」を中心に「町の木:ウバメガシ」がデザインされています。
昭和30年(1955)9月4日制定の町章は「町名の由来にもなった伊弉諾神宮の鳥居を図案化したものです。」
撮影日:2010年9月19日