大阪府泉佐野市(いずみさのし)は大阪市と和歌山市のほぼ中間、大阪府の泉南地域に位置する市です。南部には、金剛生駒紀泉国定公園に指定された和泉山脈があり、日根郡四郷のひとつである賀美郷に比定され、郷名由来の上之郷の集落も現存します。
沖合には1994年開港の人工島である関西国際空港を要し、翌年に市内の西側の沿岸部にりんくうタウンが街びらきをし、賑わいを見せています。「市の花:笹百合」「市の木:銀杏」「市の鳥:ルリビタキ」を制定。
キャッチフレーズは「賑わいと歴史ある迎都 いずみさの」
明治22年(1889)、町村制の施行により、日根郡佐野村・北中通村・南中通村・日根野村・長滝村・上之郷村・大土村が発足。
1896年、日根郡が泉南郡となる。
1911年、佐野村が町制を施行し、泉南郡佐野町となる。
1937年、泉南郡北中通村を編入。
1948年、佐野町が市制を施行、佐野市となるが、栃木県佐野市が5年早く市制を施行していたため、和泉国の「泉」を冠し「泉佐野市」へ即日改称。
1954年、泉南郡南中通村、長滝村、上之郷村、日根野村、大土村を編入。現在に至ります。
マンホールには、市のキャラクター『イヌナキン』を中心に、「市の木:イチョウ」の葉と実が描かれています。(泉佐野りんくうタウンに設置)
池田市マンホールサミット展示蓋
従来のマンホールには、市章を中心に実りある家庭生活を家族のような大小十六枚の「いちょうの葉とぎんなん」で表わしています。(泉佐野駅:東口西口付近に、色違いで設置)
鴻池水未来センター展示マンホール
雨水マンホール
用途を消したマンホール「〇すい」
カラー仕切弁・カラー空気弁には「市の花:ササユリ」がデザインされています。
昭和23年4月1日制定の市章は「泉佐野市の「サノ」の文字を末広形に図案化。未来への無限の可能性を秘めた市の、躍進する姿を象徴しています。」公式HPより
泉佐野市イメージキャラクターから公式キャラクターに昇格した『イヌナキン(超人バージョン)』。温泉好きのため泉州タオルを常に腰に巻いており、手には犬鳴山で修業中に山伏からもらった錫杖を持っています。犬鳴山の義犬伝説の子孫で、分身の術を極めるべく「一生犬鳴!」犬鳴山(いぬなきさん)で修行中。正義感と卓越した忠誠心の持ち主で、子どもたちには、友情の大切さを説いて回り、泉佐野市の為なら全国どこへでもPRに行きます。
修行中に失敗して生まれたおかしな分身。消えずに『イヌナキン』につきまとうので『ゆるナキン』と名付けられ、今は一緒に泉佐野市のPRに励んでいます。
某所で見かけた側溝蓋で、中央に市章がくりぬかれています。網目からゴミが落ちる事も少なく、それでいて水抜きの役目も果たしているようです。
撮影日:2009年6月13日&2015年10月8日&2017年12月12日