周南市川崎に門を構える「周防国三十三観音霊場:西国十八番」 「霊峰山:川崎観音堂」。『十一面観世音菩薩』を本尊とします。
川崎観音(音羽観音)由来に「当寺の観世音菩薩は平安時代末期(1183~)平家の武将「平の景清」が兜の八幡座に頂き幾多の戦陣を駆け巡るも観音加護により身に寸傷も受けなかったという御身丈一寸八分の十一面観世音菩薩である ~略」
元は「曹洞宗寺院:萬福寺」というお寺でしたが、萬福寺が北方の須々万地区に移転し、観音堂だけが残されました。安産とお乳の観音様として知られ、お乳の奉納絵馬が有名である事から、別名「おっぱい観音」と呼び親しまれています。
個人的に感動してしまった「おっぱい」。柔らかなタオル地を使い、レース編みと真珠色のビーズで大切な部分を作っています。きっと生まれてくる赤ちゃんは、ママの手作りの玩具や産着に囲まれるんだろうな。
子安地蔵尊
「石祠(せきし)」と碑
勇猛な平景清が海岸から運び上げたと伝わる「景清の力石」。力石を撫で、自分の腰から下の患部を擦れば腰痛などの治癒に霊験ありと伝えられてい ます。
目を患った景清が、井戸の清水で目を洗ったと言われる「景清の目洗い井戸」
「目の悪い人は自分の定規箸で井戸から出る溝のゴミを取り除くと霊験あらたかといわれています。「金」等投入すると目病になると言われています」・・と書かれているにも拘らず小銭を投げ入れる人・・ここはトレビの泉じゃありません。ちゃんと賽銭箱がありますよ😠
「楠洞中村先生の墓」・・ごめんなさい😓 何方なのか存じ上げません。
御詠歌【 ちかいある 仏の御手のかずかずに 手間の糸を かけて頼まむ 】
参拝日:2015年11月15日