車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

和田(わだ)神社 in 滋賀県大津市木下町

2025年02月21日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・滋賀県

大津市木下町に鎮座される「和田(わだ)神社」。御祭神は『高龗神(たかおかみのかみ)』。

由緒「白鳳4年に創祀されたと伝えられています。 壬申の乱から間もない頃、湖に暮らす人々の安寧を願って「海津見(わだつみの)神」が祀られ、祭神の名にちなんで、和田浜や和田岬と呼ばれるようになりました。その後、八大龍王社や正霊天王社、など呼び名も代わり、明治維新の頃に膳所藩主の令達により、和田神社になったと言われています。」公式HPより

重要文化財の本殿は鎌倉時代後期の建築で、檜皮葺、一間社流造。正面に軒唐破風があり、側面のかえる股などに時代の特徴が現れています。

本殿拝所の前より神域を守護されるのは浪花タイプの狛犬さん一対。長い年月が作り上げた独特の色合いが、ふっくらと豊かな体格にとても似あっています。

境内の一角に聳える御神木は、大津市指定天然記念物の「大イチョウ」。樹齢約650年、樹高約25m・幹回り4.4m。県下でも例を見ないほどの巨木で、かつては湖上を行く船の目印になったと言われています。 関ヶ原の戦いに敗れた石田三成が京都に護送される途中、 このイチョウにつながれ小休止したという言い伝えが残っており、石田三成ゆかりの地として一部の歴史ファンには有名なんだそうです。

拝殿そのものの画像はありませんが、檜皮葺屋根に乗せられた経の巻には「五七桐」の御神紋。

大イチョウの横にある近未来を思わせる建物は「宝物庫」。五月の「五社まつり」の際に担がれる「大神輿」が収蔵されているものと思われます。

「末社:奥村稲荷」。御祭神は『稲荷大明神』

拝殿の内・外合わせて四対の神狐さんが奉納されているのですが、社のうち深く、金網のかごの中に鎮座されていた神狐さん一対が特に印象に残っています。手だけを伸ばして写させて頂いたのでこれが精一杯の画像。どのような謂れがあるのかとても気になります。

表門

神社の境内にある塀としては異質に見えた煉瓦塀。中央に「昭和十二年十二月建 延長三十間 寄進:西田九兵衛」の碑。

参拝日:2010年6月12日

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 膳所(ぜぜ)神社と膳所城址 in... | トップ | 石坐(いわい)神社 in 滋賀県... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

神社仏閣・名所・観光・滋賀県」カテゴリの最新記事