「四国山地にぶつかった雨雲は、大量の雨に変わって、幾筋もの川になります。山地の南麓、土佐町に降る雨は年間平均2,500mm。瀬戸内側の2年分の降水量にあたります。いの町(旧本川村)瓶ヶ森を源とする吉野川は、その支流の水を集めながら、早明浦ダムへと注ぎ、徳島県へと流れています。四国一の大河、流路194kmの水の旅です。」公式HPより
「四国のいのち」早明浦ダムはこの位置にあります。
山々の木々を映すダム湖
臆病な私は これ以上手を伸ばす事が出来ません。これ以上先に進む事も出来ません。
はるか向こうに見えるあの山は、どのあたりだろう
吉野川の治水と四国地方全域の利水を目的に建設された「早明浦ダム」。このダムの水運用は四国地方の経済・市民生活に極めて多大な影響を及ぼすものである事から「四国のいのち」と呼ばれています。
【蛍火や ダム堰く村を 捨てきれず】 ・・ダム建設によって水没した大川村の苦闘の歴史、それは当事者以外には決して分らない事なのだと思います。深く山々を写す青い水の底には、大切な故郷が・・大切な人の想いが・・捨てる事のできなかった故郷への想いが埋もれているのです。
「太陽の船」
撮影日:2013年3月22日
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