松本駅前から鋭峰を見つめる「幡隆(ばんりゅう)上人像」。前人未踏の3,180メートルの高峰:槍ヶ岳の初登頂を果たし祠を建立。後に続く者の為に鉄鎖の懸垂に心血を注いだ偉大なるアルピニストである事を知る人は少ない。
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松本市女鳥羽にある「安原山・大安楽寺」。行基菩薩により延長2年(924)創建と伝えられる古刹。
鎌倉時代の作と伝えられる「金剛力士像(仁王)」は、御本尊と寺を守る護法神とされます。ちなみに金剛力士の阿形と吽形ですが、阿は出発点を、吽は終着点を現すとされています。阿吽の呼吸と言うのは、この形からきたというのは有名な話。
同じく鎌倉時時代作の「馬頭観音」。「六観音」の一尊とされ、転輪聖王の宝馬に乗り、衆生の無明の悩みを馬の如く食らい尽くすとされています。
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松本市蟻ケ崎にある「松本深志高等学校」。遠目からの撮影なので画像としては今ひとつです😅
昭和8年(1933)竣工の第一棟。鉄筋コンクリート造3階建。「スクラッチタイル張で正面中央玄関ポーチの緩やかな尖頭アーチ。2階3階通しの先を尖らせた柱型などゴシック風意匠に特徴。東京帝大安田講堂(東京大学大講堂)が手本と伝える。県営繕の設計。」文化遺産オンラインより
昭和9年(1934)竣工の講堂。「鉄筋コンクリート造平屋建。壁体は鉄筋コンクリート造とし,山形の鉄骨トラスで桟瓦葺の切妻屋根を支持する。南妻面には先を尖らせた柱型を表し,5連の尖頭アーチによるアーケード風正面玄関を設けスクラッチタイルを張るなど管理普通教室棟に呼応した意匠とする。」文化遺産オンラインより
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牛臥寺近くに「唐沢俊樹先生頌徳碑 」・・・東筑摩郡山形村に生まれ、大正4年(1915)東京帝大を首席で卒業し銀時計を賜る。郷里山形村は、唐沢の卒業を祝して提灯行列を催し、恩賜の銀時計は小学校に飾られた。昭和期の日本の内務官僚、政治家として幾多の功績を遺した人物です。
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松本市内田の「六道辻の道標」 (右)このかたしほじり(表)このかたまつもと(裏)このかたうしふし寺」。牛臥寺参拝の為の道標
訪問日:2016年4月21日~24日
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