柳津町柳津下中平甲にある木造平屋建ての白い駅舎は「JR東日本只見線:会津柳津駅」。駅舎の正面は桜並木になっており、SLと桜のスポットとして、2002年に東北の駅百選に選定されています。
駅前の一画、上屋の下に保存展示された「C-11244」号機
昭和18年(1943)5月に製造され、翌月新潟局に配置。大館、秋田、青森と移り、昭和44年(1969)に会津若松に配置となり、昭和48年(1973)に廃車。翌年3月、会津柳津駅前に保存されました。
人々の様々な想いを乗せて走り続けた機関車、戦地へと向かう人を乗せて、故郷へと向かう人を乗せて、学生時代の思い出を一杯詰め込んだ修学旅行生もいたかもしれない。故郷を遠く離れて出稼ぎに行く人もいたかもしれない・・・あるいは記念の第一歩となる若い二人だったかも・・・様々な人生を乗せて北の大地を走り続けて来た蒸気機関車。
最終走行距離-1,253,548km
おや、綺麗にラッピングされた電車が入ってきました。会津坂本駅から来たのか、郷戸駅から来たのか、地理が良く分かっていません😅
柳津町・・実は2013年の新潟車中泊の折にも一度訪問しています。と言っても雨で予定した場所に行けなくて、地図で見るとそんなに距離を走らなくても「福島県」の西会津まで行ける・・そこから高速を使えばもう一か所「会津柳津」の道の駅がある・・と言う事で立ち寄っただけなのですが。
新潟県という地名でも充分に感動していたのに、雨で何処にも行けなかったからとは言え、福島県😍・・・で、この時の感動が二年後の福島県車中泊の旅に繋がったのですが・・それは置いといて。巨大な赤ベコの「あいちゃん」とのツーショットにも感激。
ちなみに赤ベコ一家は四人(匹)家族。お父さんの「福太郎」にお母さんの「満子」。子供は「もうくん」「あいちゃん」の二人(匹)。
道の駅の土手から見る景色。只見川と瑠璃光寺橋、橋の向こうには「福満虚空藏:圓藏寺」が見えます。
瑠璃光寺橋の奥に見える吊り橋。左手の洒落た建物も気になるけれど、それよりも川沿いの岩場の方が何気にスゴイ。
これ以上位置を変えられなかったのであやふやだけど、岩場の下はそのまま奥に続いているような・・・もしかして😲、謎の洞窟!?
短時間の滞在でしたが、いつか絶対!今日目にした景色をもう一度見に来ようね。と二人で真剣に誓い合った事も懐かしい思い出。帰路に写した瑠璃光寺橋の親柱。この時は何だか分からなかったレリーフは「福満虚空藏:七日堂裸詣り」
二年後の同じ6月に訪ねた福島県柳津、よほど相性が悪いのか、それともよほど雨神様に好かれてしまったのか😅 前回と同じく雨。まぁ・・・6月と言えば梅雨と相場は決まっているのだから、当たり前と言えば当たり前。ともあれ美しい景色に心癒された柳津の紹介は、これで終わりです。
訪問日:2013年6月19日&2015年6月30日