旧簸川郡平田市(ひらたし)は島根半島の北西部に位置し、北は日本海、南は斐伊川から宍道湖に囲まれていた町です。「目のお薬師様」として知られる「一畑薬師」を有し、また江戸後期には木綿の集散地としても栄えてきました。今も平田船川沿いには往時の名残を留めた一画が残されています。
明治22年(1889)、町村制の施行により簸川郡平田町・北浜村・佐香村、八束郡伊野村が発足。
1955年、簸川郡平田町・北浜村・佐香村が合併して平田市が発足。
1960年、八束郡伊野村を編入。
2005年、旧出雲市・簸川郡佐田町・多伎町・湖陵町・大社町と合併し、出雲市平田町となりました。
マンホールには「ひらた湖遊館 自然へ返す思いやり」の文字と、「宍道湖公園 湖遊館」「ゴギ(岩魚の一種)」がデザインされています。
「宍道湖公園」内に俳人で小説家でもあった『清水基吉』の句碑【 八雲立つ 空より鳥の 来て遊べ 】
昭和30年10月20日制定の市章は「「ヒラ」を図案化したものです。」
消火栓は旧平田町時代のもの。地味ですが貴重です。
撮影日:2011年5月17日
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます