「赤レンガ」の建物と言うのは、なぜか郷愁を誘う不思議な力を持っている・・・。京都の舞鶴もそうだし福井の敦賀や福岡県の門司港等々・・・観光目的ではなく、その時代に必要とされ、人々の暮らしと共に存在し、そうして現代に残された建物。むろん、赤煉瓦に限った事ではありませんが、私のお気に入りの風景です。
洲本市塩屋の一画、洲本市民広場の園内には、近代化産業遺産に認定された「旧鐘紡洲本工場の赤レンガ建築群」が遺されており、図書館やレストラン施設として今も多くの人たちの憩いの場に利用されています。
中心となる「洲本アルチザンスクエア」は、明治時代に建設された「旧鐘紡洲本第二工場汽缶室」。アトリエ、ギャラリー、カフェなどがテナントとして入り、隣には市立洲本図書館が設けられています。
専門的な知識は無いので、撮り置いた画像を並べての紹介。
1998年に開業したレストラン・特産品販売店「淡路ごちそう館御食国」の店舗として活用されている「旧鐘紡洲本第3工場汽缶室」。
洲本市に残された旧鐘紡洲本第二・第三工場、原綿倉庫は「洲本市の綿産業関連遺産」の一つとして、2007年11月30日「近代化産業遺産群33」の一つに認定されました。
訪問日:2010年9月20日
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