旧浅口郡寄島町(よりしまちょう)は岡山県の南西部に位置した町です。倉敷市・笠岡市・浅口郡鴨方町・里庄町に隣接。地内の大半が山林で、南部は瀬戸内海に面し、寄島港は鴨方藩の外港として栄えてきました。地名の由来となった寄島は、かって沖合にあった有人島でしたが昭和期の干拓により陸繋島(りくけいとう)になり寄島半島となりました。11~1月が旬で5番目の脚で泳ぎ渡ることからワタリガニと呼ばれる「ガザミ」が有名で、特に冬の時期のガザミは、内子も含めて濃厚な甘さから人気を博しています。「町の木:ウバメガシ」「町の花:ヤマツツジ」「町の魚:ガザミ」を制定。
明治9年(1876)、 東大島村・六条院西村の飛地・安倉地区が合併、寄島村が発足。
明治22年(1889)、町村制の施行により、浅口郡寄島村が発足。
1901年、寄島村が町制を施行、浅口郡寄島町が発足。
1955年、浅口郡大島村柴木地区を編入。
1983年、県営農業干拓が竣工。
2006年、浅口郡鴨方町・金光町と合併。市制を施行し浅口市となりました。
マンホールには、瀬戸大橋と三ツ島、「町の魚:ガザミ」がデザインされています。
倉敷マンホールサミット:展示マンホール
制定年月日不詳。町章は、全体で「よりしま」を図案化したものです。
寄島漁港の案内板で見つけた『カニ丸』。寄島町の特産品「ガザミ」のキャラクターだと思いますが、調べても詳細は分かりません。
寄島:三郎地区に住む学童は、昭和50年頃に島が陸地化されるまで、小舟で通学していました。上級生らしい子供が櫓を漕ぐ「通学船」のモニュメント。何だか鼻の奥がツン・・
尾焼川:御門橋の親柱、もう一方は寄島の特産品「ガザミ」。同じ瀬戸内海に面した小さな漁村の子供だった私にとって、子供の頃によく食べた懐かしいおやつですが、今はとても手が出せない高級品になりました。
撮影日:2014年4月2日
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