車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

猿田彦(さるたひこ)神社 in 長野県松本市宮渕

2022年07月14日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・長野県

松本市宮渕に鎮座される「猿田彦神社」。御祭神は『猿田彦大神・大田命(おおたのみこと)』。

車のまま靖国鳥居を潜り境内へ、車を停めるのに難儀しましたがそれでも軽自動車なので何とかクリア。何しろ周りは住宅街。ヘタに路駐なんてして何かあったら、神様に八つ当たりしかねない罰当たりな性格なのでまずはホッと胸を撫でおろし😅

境内にご由緒等の記載が無く、創建・由来いずれも不明。

褄部分の懸魚は「花」でしょうか?これまで見た事のない強いて言えば「バラ」のような形ですが現代的で洒落たデザインです。

拝殿前左右より神域を守護されるのは、彫刻『伊藤 重造』:昭和5年6月10日建立の・・例えて言うなら獰猛な山猫風味の狛犬さん一対。狛イヌなのにネコに例えるのは如何なものでしょう😅 

松本市に入って最初の狛犬さんなので更に別角度から。流れるような尾のラインとか、テニスボールを張り付けたような巻き毛がかなり特徴的です。

拝殿屋根には「藤輪に違い角」の紋。神社の神紋としては初めて見るものです。

境内を出て右手、一弾高い場所に祀られている神像は『蚕玉(こだま)大神』。蚕玉様は「お蚕さん」の神様。農家にとって養蚕は、貴重な現金収入源であり、蚕は「お蚕様」と呼ばれ、信州の各地には「蚕玉神」「蚕神」などの文字碑が数多く残されています。

蚕玉大神が大切に胸に抱いておられるのは「蚕さんと桑の葉と繭玉」。それらは養蚕農家の人たちにとっては、命の糧であった宝物。

参拝日:2010年10月16日

 


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